今日は罪悪感シリーズ4日目です。
ありのままの自分を認めるということについてお話していきます。
「毎日を幸せでいっぱいにする方法」 目次はこちらです
「ありのまま」
この言葉は、好きな方と、そうでない方、分かれますよね。
実は私、あまり好きではなくて、「素の自分」 という言葉に置き換えて捉えるようにしています。
自分の存在そのものに対して根本的にダメだしをしていると、どんなに褒められても受け止めることができません。
「いえいえ、私なんて…」という思いグセは、豊かなエネルギーを弾き飛ばしてしまいます。
この、「私なんて…」 は、罪悪感から生じることが多い言葉です。
少し罪悪感から話が逸れますが、
私の母はものすごい完璧主義者です。
中学生の時、98点のテストを先生から渡された時、100点でないことが悔しくて、点数の部分を食べてしまったそうです。
すざまじいな…と思いました。(笑)
と同時に、私にも満点を取って当たり前というプレッシャーをかけてきた理由がわかりました。
また、親友は、これまた中学生のときに95点を取って、褒められるつもりで持って帰ったら、「残り5点はどうした?」 と母親に言われて傷ついたということをよく話していました。
親友が亡くなる直前に、親友を挟んで親友のお母様と私とでこのテスト95点の話になりました。
「あぁ、悪いこと言っちゃったな、なんで褒めてやれなかったろと思っていた」 …とお母様が言われたのです。
親友は意識がない状態でしたが、この会話が届いたのを私は感じました。
彼女の人生を振り返ってみると、この95点事件によって、もっと努力し高みを目指すという行動を得て、素晴らしい人生を創ったわけで、その出来事はなくてはならなかったと思います。
そして、人生の終わりに、お母様もそのことを気にしていたという事実を知って、彼女の中の氷が解けたように感じました。
私たちは様々な感情を抱いて生きていきますが、こうして一生をかけて人生のテーマに取り組んでいるのだと思うのです。
すべてを今すぐ解決しなくても大丈夫。
ちゃんと最後にまぁるく収まっていきます。
さて、私たちの親の世代は、努力一徹で100点こそ全てという観念があったのかもしれないですよね。
だけど、時代は変化し続けて、今、私たちが生きている世界で
その完璧主義でなくてもいい場面もたくさんあります。
そもそも、人は完璧じゃない。
だから、まずその 「できない自分」 がいるという事実はまず、否定していないで認めていきましょう。
別に勝ち負けじゃなく、ただ事実です。
大切なことは、事実を認めた上で、どう行動するかです。
罪悪感は、人生をうまく進めないようにします。
前へ進まない選択をしたり、言い訳をしているとき、そこには罪悪感が必ずあります。
幸せにならないことで、罪滅ぼしができると思っているし、誰かに罪悪感を抱かせることができるからです。
今日のセルフワークは、これに取り組んでみましょう。
このままではイヤだと思っている部分を書き出す
それを持ち続けることで何を得ているか書き出す
と
、どちらを選ぶのか決める
いつも私が書いて考えましょうとお伝えするのは、自分が起こしていることを客観視するためです。
また、自分で書いたノートを振り返ることで、同じことで悩む時間を減らすことができます。
自分が望んだ通りになっていない現状があるのだとしたら、何か行動を起こして変えていきませんか?
人には、これまでの過去を許す力が備わっているし、明日があるさと楽観的に前へ進む力があります。
その逆もですね。
過去を許さない力も、もう未来がないと思って縮こまる力も持っています。
どれを選ぶか、今この瞬間、いつでも自由なのです。
好きなものを選びましょう。
次回からは、攻撃と復讐心について取り上げていきます。
穏やかじゃないテーマですが(笑)大事なことなので、丁寧にお伝えしていきますね。
それでは、今日もこの言葉で。
愛は世界をつくる ~ Love makes the world. ~
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