昨日から罪悪感をテーマにお話しています。
今日は攻撃しても罪悪感を抱くということをお話します。
「毎日を幸せでいっぱいにする方法」 目次はこちらです
昔から、「人を呪わば穴二つ」 と言われるように、誰かを攻撃すれば、その報いを受けるという教えが日本にはありますよね。
あるいは、 「悪いことをしたら閻魔様に舌を引き抜かれるよ」 という教えもありました。
幼少期にこういうことを言われたら、ビジュアルイメージと共に意識に刷り込まれちゃいますよね。(笑)
そうした教え込まれたことについても、「それってほんと?」 と、今ここを生きている大人の自分が客観的に観察してみることは大事だと私は考えています。
教えられたから、常識だから、当たり前だから…ということを一旦脇へ置いて、なぜその教えが生まれたのかを考えてみませんか。
この世界はすべて繋がっていて、ひとつです。
ぜんぶでひとつの生命体だと捉えるとわかりやすいですね。
目の前の誰かを攻撃することは、自分の手で自分の足を殴っているようなものです。
だけど、誰かを許せないとき、自分は正しいと思い込んでいるときには、ひとつの生命体ということを忘れ、相手と自分を分離して考えますよね。
そして、誰か敵や攻撃者を作ることで、自分を被害者にします。
この、「攻撃する人」 と 「攻撃される人」 という種別を作っている限り、不安や悔しさ、寂しさ、怒り、そして罪悪感などの感情は生まれ続けていきます。
誰かを攻撃したら、相手を攻撃すると同時に自分をも攻撃します。
だって、すべてはひとつなのに、攻撃しようとしているということを魂は知っているからです。
この仕組みが分かると、「責める」 という行動が百害あって一利なしだと分かってきます。
まだまだ誰かを責めたいという方は、まだもうしばらくの間、物事がうまく運ばないということに向き合うでしょう。
絶対に相手が悪い、自分が正しいと思って攻撃したとしても、
そんな相手と縁した自分を責めるし
他者に寛容になれない自分を責めるし
物事がうまく運んでいないことに対する自分の采配を責めます。
攻撃というテーマに対して自分でカウンセリングしていくには、このようなステップでワークしてみましょう。
何がうまく行っていないかを探す(書き出す)
誰を責めているのかを探す(書き出す)
自分で自分を責めているポイントについて気づく(書き出す)
気づくことで、同じパターンに入りにくくなります。
陰陽師の友人が教えてくれたのだけど、もともとこの教えは陰陽師に伝わる考えだったとのこと。
昔の陰陽師は、都を守るために術を使い、自分が呪ったために自分の内臓が機能を失うということがあったそうで、人に呪いをかけるときには同時に自分の墓穴も掘っておくようにという教えだったんだって。
誰のことも攻撃しないでいい世界に生きるには、まず自分が攻撃を辞めることからです。
やっぱりここはフォースを使うしかないよね。(笑)
次回も、罪悪感をテーマについて、お話しますね。
それでは、今日もこの言葉で。
愛は世界をつくる ~ Love makes the world. ~
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