毎日を幸せいっぱいにする方法として連載しています。
今日から 「喜び」 をテーマにお届けします。
シリーズ目次はこちらにあります
さて、私は前職の時代に海外のお客様と接する機会が多くありました。
コミュニケーションを通じて学んだことは、
「自分自身についてを話す」 ということです。
私たちは、組織や肩書きなど、名刺で自分を語るということに慣れているかもしれませんが、それは自分自身ではありません。
それらをすべて取っ払って、「私はこういう人です」 と表現することが、私を表現して誰かと向き合っていくということです。
あるとき、こう言われたのです。
「日本人は趣味に寝ることとか、食べることって言う人が多いと思うけど、それはまるで空気を吸うことが趣味と言っているみたいに滑稽だよね。」
確かに美味しいものは人を幸せにしてくれるけれど、では食べることは何をもたらしてくれる行為なんだろう? と、考えるようになりました。
たとえば、
誰かとともに過ごす時間の中で、一緒に美味しいものを食べる喜び。
身体にエネルギーが広がっていく喜び。
感謝が湧き上がってくる喜び。
…こんな風に、いろいろな喜びに繋がっていると思います。
ただ、注目していただきたいのは、日常の苦しい体験からの逃避になっていないかどうかです。
人生の大変なことを頑張ったご褒美に美味しい食事…という風にしていると、頑張らないといけない人生が続きます。
また、その発想は、「喜びとは苦しみと引き換えるものである」 という決め事から生じているかもしれませんね。
自分自身が、どんなポイントで、どんな理由で、喜びを感じているのかということを探求してみましょう。
そして、人生における趣味として、何か探してみましょう。
寝る、食べる、以外の何かをね。
始めは読書や映画鑑賞などで良いのです。
これまでスルーしてきたワクワクの感情は、新しい趣味習慣を通じてきっと生まれてきますから。
次回は、「喜び探しの達人になる」 というテーマについて、お話しますね。
それでは、今日もこの言葉で。
愛は世界をつくる ~ Love makes the world. ~
各地のセミナースケジュールはこちらです
メールマガジンはこちらです。(購読お申し込み後、確認メールが届きますのでメールボックスをご覧ください。)