悲しい体験は、実際に胸が痛く苦しくなったり、息ができなくなったりと、肉体的にもはっきりと分かる反応が起こりますよね。
 

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昔、父と二人で「心はどこにあるのか」と話し合ったことがあります。


さて、心は頭の中? 皮膚? 体全体? 結論は出ませんでした。

あるようで、ない。
ないようで、ある。


実際に胸が張り裂けそうな体験、心臓をつかまれるような体験をすると、心という臓器がどこかにあるのではと感じます。

心は不思議な存在。

どこにどう存在しているのでしょうね。

 

 

さて、悲しみという感情は、感じると本当につらいです。

だから、あまりにつらい体験をしそうになると、自分自身で悲しみを遮断して、感じないようにするのです。

けれども、感情は一度は生まれたので、体の中へ、そして細胞の中へと押し込めていきます。(=抑圧)

特につらく感じることは、誰かを亡くすという喪失の経験です。
この悲しみは、最初は何も感じないぐらいに封じてしまうし、時間が経って噴出してきても、なかなか完結せず、長引くことも多いですね。

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悲しみの感情は、肺のエリアに蓄積していきます。
肺とは呼吸、そして香りと関わりが深いので、アロマを空間に用いたり、呼吸に丁寧に意識を向けていくことで、感情を解放しやすくなります。

細胞に注目をしてあげましょう。
身体のあちこちに声をかけながら、やさしく触れていきましょう。

身体の中に封じていた感情は、その時は閉じ込める必要があったかもしれません。でも、今、もう持ち続ける必要がない感情もあるでしょう。

身体に触れていくうちに、すっかり忘れていた悲しみの体験を思い出すことがあります。

これが、封印を解いた瞬間です。
 
声をかけて触れていくうちに、湯気のようにして開放されていきます。(開放されていくイメージをしましょう。)

ここまで頑張ってきたあなたを支えてくれた感情です。
無言でサポートしてくれてきたことに感謝を伝えてあげましょう。

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心がふっと軽くなったり、表情が明るくなっていたら、開放ができています。

一度にすべてやろうとしないで、時々、細胞に声をかけるワークを繰り返してみてくださいね。

私たちの魂はネットワーク状につながっているので、一人が悲しみを開放すると、繋がりのある人々も同時に課題を乗り越えられるということが起きます。

瞳から悲しみが消えるとき、周囲の人々にも幸せがますます訪れます。
 
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悲しみを経験すると、人としての深みが増すように感じます。
ダイヤモンドはダイヤモンドでしか磨くことができないように、人を磨くことは人にしかできません。

そうして様々な経験を通して、人として輝きを増していくのではないかと思います。

経験して、身体に記憶して、いつか手放して、乗り越える。

繰り返しで、人生が前へ進むようにできているのではないかな。

 


次回は、悲しみを味わい切るということについてお話しますね。

それでは、今日もこの言葉で。


愛は世界をつくる ~ Love makes the world. ~ ラブラブ

 

 
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