初めてご参拝されるのでしたら、勢溜(せいだまり)の鳥居からの参拝をお勧めします。
鳥居をくぐると、緩やかな下り坂です。
右手にお祓いの神様をお祀りされる祓戸社が出てきますので、まずこちらを参拝します。
そうすることで、お祓いを受けて清まって参拝することができます。
ここからは、中央は通行できないので、左右どちらかの参道を進みましょう。
右手には、「奇魂 幸魂」 の、ムスビのご神像があります。
「幸魂(さきみたま)」・「奇魂(くしみたま)」といった「魂」が現れて、その「魂」を頂く時の場面を表現しているそうです。
左手には因幡の白兎の像。
こちらが銅鳥居です。いよいよ拝殿が見えてきます。
拝殿です。こちらを参拝してから、奥にある八足門を目指しましょう。参拝作法は、「二拝四拍手一礼」 です。
八足門です。門の奥にご本殿が鎮座します。
手前に見える赤い丸は、古代の神殿跡です。
八足門から右手へと向かうと、東十九社があります。
年に一度の神在祭の週には、十九社の扉が開きます。
全国から八百万の神々がお集まりになる時のお宿となります。
こうして、神在期間だけ扉が開けられ、参拝することができます。
出雲大社の美しい屋根を眺めることができるスポットです。
遠くに見える国旗は神楽殿前のもので、畳75枚分の巨大なものです。
ご本殿のちょうど裏側へ来たところです。
後ろにはスサノオ尊をお祀りする素我社があります。
父親として、息子神である大国主命を、ご本殿の後ろからそっと見守っておられます。
角を曲がると、最後に、西側からご本殿を遥拝するポイントがあります。
建物の中では神様が西向きにお祀りされていることから、ここでお参りをするんです。
西十九社です。西も、東も、神在祭の時期には全国からお集まりの神々の宿所となりますが、通常は遥拝所です。

ぐるっと参拝されたら、おみくじをどうぞ。
出雲大社のおみくじは、吉凶はありません。一年の指針としてお持ち帰りくださいね。
大注連縄で知られる神楽殿です。

神在祭のときに神々が上陸される、稲佐浜です。
この岩山は弁天島。
この浜には駐車場がありますので、出雲大社から車で移動されると良いですね。
稲佐浜から歩いてすぐのところに、「上の宮」があります。
こちらは神々が会議をされるところです。
その他、ここでは書けない秘密のパワースポットについては、直接メッセージでご案内します。
素敵な参拝となりますように。