今日は、私の盟友である楽天市場で人気のお花屋さん・ゲキハナの代表・古屋悟司氏(通称・ゲキ)の新著をご紹介します。

 「数字が読めると年収がアップするって本当ですか?

 


表紙は「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」 をオマージュしたデザイン。 
この映画、私自身も、講座でよくメタファー(たとえ)に使っています。 過去へ戻って 「書き換える」 ことで、新しい未来が創られるというパラレルワールドのことを上手に表現している映画で、とてもスピリチュアルな要素を含んでいるんです。

さすがゲキ、ポイントを押さえてるなぁ。

新著は、表向きでは会社員の方に向けた内容に見えるのだけど、お金の悩みや課題に向き合い、苦しんでいる方が光を見出せるような内容になっています。

なんといっても現役の経営者である古屋悟司氏(=げき)の実体験を交えた内容だから、とても説得力があり、よく伝わってきます。


本はドラマ仕立です。少しあらすじをご紹介しましょう。

ある日、ゲキの前に、タイムマシンに乗ったドク役・会計士の田中先生が現れます。しかも、息を切らしながらです。

「ハアハア。キミが古屋くんだな。ハアハア。探したよ。じつはキミの未来が大変なことになっているんだ!」

ね、これはバック・トゥ・ザ・フューチャー1の最後の部分でしょ。(笑)

         


行き先は1993年、バブル時代。

 

就職活動をしている、ゲキ青年のマインドを豊かな考え方へとシフト、つまり大人の階段を上らせようと、若き自分の人生を書き換えるためにタイムトラベルしちゃったのです。

若きゲキ青年は、うぬぼれ屋さんだし、お金がある・ないによって自己価値が激しくアップダウン。

 

そんなゲキ青年を励まし、心を入れ替えてもらいたいと、未来からやってきたゲキは何度も置き手紙をし続けます。(過去の自分と鉢合わせるとタイムパラドックスが起きてしまうから…これも映画BTTF1を参照。)



ところが、若き自分は頑固で、せっかくのメモも丸めて捨ててしまう始末。伝わっているか心配になってきた未来ゲキは、過去ゲキ青年のためにノートをしたためます。

そこに書き記されていたのは5つの項目。

1 会社は、給料以外にも社員に還元している
2 「数字の読み方」を知ると、世界が変わる
3 「給料が上がるしくみ」は、業界や会社によって違う
4 「どんな稼ぎ方をしたいか」という自分の軸を持つ
5 「劣等感」はお金で解決できない

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…と、こんな物語になっています。

私は父の会社で13年の間、人事部で採用と社員研修を担当していました。

 

例えば採用業務。就職博への出展料や、入社案内の印刷代などのコストが数百万円かかりました。

 

採用担当をしてから分かったのですが、採用ってお金を使うばかりの業務です。そして、採用した人材が一人前になるのに約3年はかかります。(その間、会社は先行投資だと考えています。)

だから、入社して3年以内で辞められると、採用業務の失敗ということになります。業務を経験しないと、気づけなかったですね。

ところが、この本の中では、社会保険を会社が負担してくれていることや、値引きがどんな風に経営に影響するかなども網羅されています。


また、従業員が守られていることや、会社でどんな風に働くと周囲から応援されるかといったことまで、丁寧に書かれています。

 

あぁ、人事部に配属される前に読みたかった本です。

つまり、ノートに書かれた5項目のうち、1~3は、社員研修としてそのまま使えます。



そして、守られていること、与えられているものに感謝ができるようになったら、次に大切なのは4と5の項目。

「どんな稼ぎ方をしたいか」という自分の軸を持つことと、「劣等感」はお金で解決できないとい…ということです。

これらついては、私がセラピストを育成する上でコンサルしている内容と全く同じです。

つまり、どこか会社へ勤めていたとしても、自営業をしているとしても、自分の生き方をどうしたいか、どんな風にして稼ぎたいのかを分かっていないと、見当違いの方向に走ってしまいます。

無意識が「足りない」 と思い込んでいると、その不足を埋めるために仕事を頑張ってしまいがちなのです。

 

実は私、そんな時代がありました。

働いても、実績が増えて業績が上がっても、自分の頭が 「もっともっと頑張らないと」 と叫ぶので、ハムスターが車輪を回すようにして、とにかく働いて働いて…と、磨り減ってしまいました。

昨年のワークショップでは、具体的にライフプランを設計して、試算してみましたよね。人生そのものへの取り組み方が大きく変わった方もいたと思います。



そして、その時から、ゲキが伝えたいことは、「どう在りたいかをしっかり見つめて知る」 という部分が大きかったのです。

この本は、前作とセットで読むことで、「雇用する側」 と 「雇用される側」 の両方から数字の見方を学ぶことができます。

一見、お金のことをテーマにしているように見せながら、自分の価値がお金以外のところに大いにあると気づくための本です。


私はスピリチュアルと数字について、関係性を見つめる機会がこれまでに多くありました。

スピリチュアルと数字(お金)の関係性は、段階的になっているのを感じます。

まずは着実にお金と向き合うステージ。
そして、お金を数字として見ずともエネルギーだけ見ていれば大丈夫になっていくステージ。
なんの心配もいらない、大安心に生きるステージ。


…という感じです。


スピリチュアルなことを学び、人生に取り入れて実践していく上で、
お金というテーマは何度も向き合っていくようになっています。


なぜかというと、お金は感情を味わいやすいツールだからです。

このままだと無くなっちゃうと思うと怖い。
食べていけなくなると想像して不安になる。

何もかもが終わりだと思わせてくれるぐらい、鬼気迫って感情を動かしてくれるのがお金という存在です。

でも一方で、お金を使って体験することは、魂に至福をもたらします。

だから、「怖いから見ない」 「見ないからもっと怖い」 というループはもう終わりにして、見方を知って、数字を見つめてみませんか。

お金として考えるのではなくて、数字として捉えるのです。
 

この本は、漠然とした未来への不安を解消していくための、良きバイブルになると思います。ぜひお手元に置いて、活用くださいね。

 


▼本はこちらからどうぞ。
 「数字が読めると年収がアップするって本当ですか?



それでは、今日もこの言葉で。

 

 

 

愛は世界をつくる ~ Love makes the world. ~ ラブラブ

 

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