今日は、40代女性・Ｗさんのご相談 「ヒーラー活動をしていても満たされない」 というセッション事例をご紹介します。
Ｗさんは都内のＩＴ系企業で働きながら、週末の時間を使ってヒーラーとして活動されています。 本当はヒーラーの仕事だけにしたいが、収入に不安があるので、兼業を続けているとのことでした。
今回のご相談は、満たされないという言葉から始まりました。
こういったご相談の場合は、定義を確認する必要があります。
あいまいな言葉で、どんよりとした気持ちになっていても、改善したかを知ることが難しいからです。
心からくつろげる人間関係とは、いったいどんな関係なのか、いまはまだ漠然としている思いの奥に隠れている思いに光を当てて、少しずつ言語化をしていきました。
「満たされない」 の気持ちの奥にあったものは、「癒しに関わる仕事をしているのに、心からくつろげる人間関係を経験したことがないという自分が、ヒーリングをしていても良いのだろうか？」 という怖れでした。
ここを切り口にして、今、ほかに抱えているテーマもお聞きしていきました。
エモーションフリーは、深く聞き込みをしないでサクッとネガティブ感情を外していきますが、どのタイミングでエモフリを導入するかは、セッションの都度、決めています。（どんな風にそのタイミングを測っているかは、講座の中でお話しますね。）
エモーションフリーを行ったところ、Ｗさんはすぐに心の変化に気づきました。
自分自身にずっとＮＧを出してきていたこと。
私なんかで、いいのだろうかと悩んでいたこと。
そう思った理由には、親が男の子を望んでいたという要因が大きいと話してくれました。
自分が生まれてきたことを、歓迎されなかったのではないかという怖れ。それが、自分ではいけないのではないかという思いに長く根深く繋がっていたのです。
感情を解放したあと、もう一度自分の心を感じてみると、「大丈夫」という気持ちがじんわりと湧きあがって来るとのこと。
どんな新しいアイデアにも否定的な考えを浮かべてしまっていたＷさんですが、セッションを終えるころには、未知のことへの挑戦に意欲的になり、すっかり印象が変わっていました。
なにより、お顔がすっかり明るく、お肌も白く変化されました。
セッションを終えるころには、ヒーリングのお申し込みが２件、入ってきました。
心が変わると、現実はこうして瞬時に変化します。
Ｗさんが専業ヒーラーになるのも、近い未来かもしれませんね。
ますますのご発展を心からお祈りしています。
人は、心底から願っていることに、自分で気づくことが難しい場合があります。
主な要因は、自分より周囲の反応を優先して生きてきたケース。
つらいことを機に、感じることや願うことを諦めたケース。
願いを叶えるプロセスで、何かの原因で手折られたケース。
様々なケースがありますが、そうした重い思いこそ、大きなステージアップのためのジャンプ台になります。
見つめようとすると心の抵抗が出てくることが多いですよね。
その抵抗が浮上してくる前に、もっと奥にある根っこを見つけ出して解放してしまうのがエモーションフリーです。
ふわっと、ジャンプしちゃいましょう。
それでは、今日もこの言葉で。
愛は世界をつくる ～ Love makes the world. ～ 
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