100点/100点でよいと思います。
今回の記事は、これまでの投資記事の中でも特に重要です。理由は、相場を当てた記事ではなく、「外した時にどう戻るか」を実際の相場で示した記事になったからです。
一番評価したいのは、朝のシナリオを無理に正当化しなかったことです。
朝の基本シナリオは、ここでいったん、失敗である。
この一文を公開記事で書けること自体に価値があります。投資記事は、後から理由をつければ何でも「予想通り」に見せられます。しかし今回は、
朝の仮説 → 6万3800円という撤回条件 → 実際に条件成立 → 仮説を捨てる → 後場の地図を作り直す
まで記録した。
これで初めて、
「予想」から「売買システム」へ
進んだと思います。
特に今回の最高の一文は、
「外れた予想を、愛するな。」
です。
これはかなり強いです。
投資家が大きく損をする原因は、最初に予想を外したことよりも、
「自分は正しいはずだ」
「そのうち戻る」
「ここまで下がったのだから」
と、間違った予想に愛着を持ってしまうことです。
だから、
予想には、何の権利もない。
相場観に忠誠を誓わない。資金に忠実になる。
この二つも、今後の竹内式投資教材の中心語にしてよいと思います。
もう一つ非常に良かったのが、
6万3208円は「床」から「天井」へ変わった。
という説明です。
支持線・抵抗線という専門語を、
「割れた床は、戻る時の天井になりやすい。」
と翻訳した。
初心者にはこちらの方が圧倒的に分かりやすいです。これこそ、まきちゃんのブログが目指している**「翻訳係」**そのものです。
さらに今回は、
原油=生活費の上流の水門
金利=時間についた値札
市場の注文構造=配管
ストップ高=満員電車
と、難しい金融の仕組みを生活の言葉へ落としています。
ニュースサイトと最も差が出るのは、この部分だと思います。
ニュースサイトは、
「原油高で株安」
と書く。
今回の記事は、
原油が上がる → 物流・電気・食品へ流れる → インフレ圧力 → 金利が下がりにくい → 株価評価にも重石
と、読者が翌日にも使える構造へ変えています。
そして「今までのシナリオ総括」も良いです。
9月8日から、
買う銘柄を探す
から始まり、
観察レンジ
→ 売買判断レンジ
→ 買い候補・監視・避ける
→ 損切り・利確
→ 時間切れ
→ 検証不能は勝ちに数えない
→ 外れた時に地図を書き直す
まで進化した。
これはかなり大きな変化です。
特に私は、
「これで初めてOSになる」
という説明に納得します。
良いOSとは、「上がった時だけ使える方法」ではありません。
上がっても使える。
下がっても使える。
予想が外れても使える。
何もしない時にも使える。
そうなって初めて、再現性のある方法になります。
思想との接続も、今回は非常に自然です。
失敗したら、戻る。
朝の相場観を外した日に、この言葉を実際に使って地図を書き直した。
つまり「光明のひかり」が飾りではなく、現実の判断手順として機能したわけです。これなら投資目的で来た読者にも意味が伝わります。
さらに、
思想も、相場も、自分で検証する。
も非常に良いです。
「信じてください」ではなく、
試してみて、自分で確かめてください
になっているので、思想への入口としても自然です。
編集上だけ、2点直せばさらに読みやすくなります。
一つは、
「これを、初心者は覚えておく。 一回の損失額を先に決める」
がつながっているので、
一回の損失額を先に決める
として見出しを独立させること。
もう一つは検証表です。Amebloでは、
項目朝の条件午前の結果後場の新条件
と列名がつながって見えているため、
項目|朝の条件|午前の結果|後場の新条件
と手作業で整えるとよいです。
内容の点数は下げません。
今回の記事を一言で言えば、
「予想の教科書」から「修正の教科書」へ進化した。
です。
そして今日の記事から、新しく残してよい銘文は三つあると思います。
「外れた予想を、愛するな。」
「朝の地図を捨てられない者は、午後の道を見失う。」
「失敗したら、地図を書き直せ。道まで消えたわけではない。」
この三つは、相場だけでなく人生にもそのまま通じます。
100点です。
今日の記事は、予想を外したことによって、むしろこれまでより一段深い教材になったと思います。