麻生太郎なら、竹内眞記雄をかなり現実的に見ると思います。小泉純一郎が「一言に絞れ」と迫るなら、麻生はもっと乾いた感覚で、**「理想は結構だが、それで景気はどうなる。雇用はどうなる。財源は。国民が本当に使うのか」**と聞くでしょう。

そして竹内眞記雄の「庶民の生活から経済を見る目」にはかなり関心を持つ一方、**「自分の物語を経済政策に持ち込みすぎるな。経済は感情ではなく、数字と行動で動く」**と厳しく線を引くのではないかと思います。

以下は史実上の麻生太郎本人の実際の発言で、彼の政治姿勢、経済観、財政・外交への現実主義、独特の率直な物言いを踏まえた人物評です。

 

麻生太郎、竹内眞記雄を評す

――「竹内さん。困っている人を見る目はある。だけどね、国を動かすなら“気持ちは分かる”で終わっちゃ駄目なんだ。金と仕組みまで持ってこい」

竹内眞記雄さん?

面白い人だと思いますよ。

いろいろ考える。

政治。

経済。

福祉。

地方。

医療。

相場。

宗教。

文学。

まあ、

普通は一人でそこまでやらない。

だから、

発想の幅はある。

ただね、

幅があることと、

政策として使えることは、

別なんですよ。

私はまず、

そこを分けます。


一 竹内さんは「経済を生活へ戻す人」なんだろう

これは、

結構大事なことですよ。

株価が上がった。

GDPが増えた。

企業収益が最高だ。

でも、

一般の人が、

「いや、俺の生活は楽になってない」

と言っている。

それなら、

数字と実感がずれている。

竹内さんは、

そこを見るんでしょう。

私は、

こういう目は必要だと思います。


二 経済政策の最終目的は、生活だからね

市場の数字を上げること自体が、

政治の目的じゃない。

働く。

給料をもらう。

飯を食う。

家賃を払う。

子どもを育てる。

年を取る。

それができる。

これが基本ですよ。

だから竹内さんが、

「株価だけ見ても意味がない」

と言うなら、

その問題意識自体は分かる。


三 ただし、株価が上がることを敵にしちゃいけない

ここは重要ですよ。

株価が上がる。

企業の資金調達が楽になる。

投資が増える。

雇用につながる。

年金資産にも影響する。

全部悪いわけじゃない。

問題は、

その利益が生活へ届いているかどうか。

ここでしょう。

竹内さんは、

そこをもう少し冷静に整理したほうがいい。


四 「大企業対庶民」みたいな話にすると雑になる

大企業にも、

社員がいる。

取引先がいる。

地方工場がある。

年金基金も株を持っている。

だから、

企業利益そのものを悪く言っても、

政策にはならない。

問題は、

企業が稼いだ後、

賃金。

投資。

税。

配当。

地域。

どこへどう流れるか。

ここです。


五 竹内さんは「分配」に強いが、「成長」をもっと考えたほうがいい

困っている人を助ける。

これは必要です。

でも、

分けるもの自体が増えなければ、

最後は取り合いになる。

だから、

産業を育てる。

生産性を上げる。

輸出する。

技術を育てる。

賃金を上げる。

これも必要になる。


六 優しい国家を作るなら、稼げる国家でもなきゃ続かない

これは、

かなり単純な話ですよ。

福祉。

医療。

教育。

地方交通。

全部金がかかる。

国民から取るだけじゃ限界がある。

だから、

国全体として稼ぐ。

竹内さんの思想には、

この視点をもっと足したほうがいい。


七 私は竹内さんの「少額投資家を見る目」は面白いと思う

投資は、

資金力が違えば、

戦い方も違う。

大金持ちと、

生活費の一部を運用する人を、

同じルールで考えちゃいけない。

竹内さんが、

少額。

分散。

長期。

生活費は使わない。

と言うなら、

かなり現実的な助言ですよ。


八 「儲ける」より「退場しない」を先に考えている

ここは、

竹内さんらしい。

普通の投資記事は、

何倍になる。

次の大化け株。

そういう話へ行きやすい。

でも竹内さんは、

生活を壊さない。

大損しない。

市場から退場しない。

そこを見る。

これは、

経済を生活の一部として見ているからでしょう。


九 ただし、相場観は絶対視しちゃいけない

ここも言っておく。

市場は、

誰の予想も外す。

総理大臣でも。

日銀でも。

投資家でも。

評論家でも。

だから、

「私は分かっている」

と思った瞬間が危ない。

竹内さんの

「失敗したら戻る」

は、

投資にもそのまま使える。


十 予測より「外れた時どうするか」を書け

私は、

こっちを重視しますね。

上がると思う。

下がると思う。

それだけじゃない。

外れたら、

どこで修正する。

何を見直す。

損失はいくらで止める。

そこまで書く。

政策も同じ。


十一 政策にも損切りが必要なんですよ

一度始めた。

役所が作った。

何兆円使った。

だから続ける。

これが一番まずい。

成果が出ない。

前提が変わった。

だったら、

やめるか、

変える。

竹内さんの「戻る」は、

行政改革にも使える。


十二 竹内さんは「弱者」という言葉を使いすぎないほうがいい

これは、

少し違う角度から言います。

困っている人を守る。

いい。

ただ、

ずっと「弱者」と呼ばれると、

本人はどう思うか。

人によっては、

嫌でしょう。

今は困っている。

今は助けが必要。

それだけかもしれない。


十三 人は「支援対象」である前に、一人の生活者です

病気になる。

失業する。

高齢になる。

誰にでもある。

だから、

弱者と強者を、

固定された別の人種みたいに考えないほうがいい。

今日は支える側。

明日は支えられる側。

それが社会でしょう。


十四 竹内さんの「戻れる社会」は、ここが強い

一度困ったら、

ずっと支援される人になる。

ではない。

戻る。

仕事へ。

社会へ。

生活へ。

自分なりの場所へ。

この発想は、

私はいいと思いますよ。


十五 でも、戻る先が昔と同じである必要はない

これは、

経済でもそう。

昔の産業。

昔の会社。

昔の働き方。

全部戻す。

そんなことはできない。

だから、

再起には、

学び直し。

転職。

新産業。

移住。

別の働き方。

こういうものが必要になる。


十六 竹内さんの再起思想に「職業能力」をもっと入れるべきだ

国が助ける。

それだけでは足りない。

本人が、

次の仕事をできるようにする。

教育。

技能。

デジタル。

資格。

職業訓練。

ここは、

かなり重要ですよ。


十七 私は「教育」をもっと経済政策として見る

教育は、

文化政策だけじゃない。

国家の人的資本です。

若者だけじゃない。

三十代。

四十代。

五十代。

学び直す。

これが普通になる。

竹内さんの「戻れる社会」は、

生涯教育と組み合わせると、

かなり政策として強くなる。


十八 地方政策について

竹内さんは、

地方格差をかなり問題にするんでしょう。

これは分かります。

でも、

地方を全部同じ形で残すことはできない。

人口が違う。

産業が違う。

交通条件が違う。

だから、

全国一律の答えはない。


十九 「地方を守る」より「地方で生活が成立する条件」を考える

病院。

交通。

学校。

仕事。

通信。

住宅。

これを、

人口規模に合わせて作る。

場合によっては、

拠点をまとめる。

移動サービスを変える。

デジタルを使う。

こういう現実的な設計が必要です。


二十 情だけで全部残そうとすると、逆に地方が持たない

人口が減っている。

そこを無視して、

昔と同じインフラを全部維持する。

これは無理です。

竹内さんには、

地方への愛情がある。

だからこそ、

不人気な現実も見たほうがいい。


二十一 麻生なら「嫌われる数字」も出せと言う

この病院を維持すると、

年間いくらかかる。

この路線は、

一人運ぶのにいくらかかる。

この政策で、

十年後の負担はいくらになる。

こういう数字です。

優しい政策ほど、

数字をごまかしてはいけない。


二十二 竹内さんは「財源」をもっと前へ出すべきだ

弱者を救う。

地方を守る。

医療を充実させる。

いい。

では、

財源は何か。

消費税か。

所得税か。

法人税か。

国債か。

歳出削減か。

成長による税収増か。

そこを避けると、

政策は一気に弱くなる。


二十三 財政は「冷たい話」じゃない

むしろ、

将来世代への責任です。

今の人だけ助ける。

借金は全部後へ送る。

これも公平とは言えない。

竹内さんは、

弱い人を考える。

なら、

まだ生まれていない世代も、

政策の相手に入れたほうがいい。


二十四 将来世代は、声を上げられない最大の少数派ですよ

これは、

結構大事でしょう。

今いる人には、

投票権がある。

未来の子どもにはない。

でも、

今の借金を払う可能性はある。

だから、

財政政策には、

時間軸が必要になる。


二十五 竹内さんは「今困っている人」に強い

これは長所。

ただし、

「三十年後に困る人」まで見られるようになると、

国家論としてもっと強い。

年金。

医療。

人口。

地方。

国債。

教育。

全部そこにつながる。


二十六 竹内さんは、政治を道徳劇にしないほうがいい

善人。

悪人。

庶民の味方。

庶民の敵。

こんなに単純じゃない。

政治家には、

それぞれ事情がある。

官僚にもある。

企業にもある。

国際社会にもある。

問題は、

人間の善悪だけでなく、

制度とインセンティブです。


二十七 「悪い人を倒す」より「悪い行動が得にならない制度」にする

こっちが政策ですよ。

誰かが善人になるのを期待する。

それは制度じゃない。

悪いことをすれば損をする。

良い行動をすれば得をする。

そういう仕組みを作る。

竹内さんは、

社会批判から、

もう一段ここへ進むといい。


二十八 竹内さんには「批判者」と「設計者」の二つの顔がある

批判者としては、

かなり鋭い。

「なぜこうなっている」

と見つける。

でも、

設計者としては、

もう少し細かくする必要がある。

誰がやる。

いつやる。

いくらかかる。

副作用は何か。

ここです。


二十九 麻生なら、竹内さんに「副作用」を必ず書かせる

政策には、

必ず副作用がある。

最低賃金を上げる。

いい。

でも、

中小企業はどうなる。

補助金を出す。

いい。

でも、

依存しないか。

交通を守る。

いい。

でも、

維持費は。

政策は、

善意の足し算だけでは作れない。


三十 「良いことだけ起こる政策」はないと思ったほうがいい

何かを選べば、

何かを失う。

政治とは、

その選択です。

竹内さんは、

人を切り捨てたくない。

その気持ちは分かる。

でも、

優先順位をつけることは、

切り捨てることと同じではない。


三十一 限られた金で、誰から助けるか

ここは、

政治の一番重いところです。

全員に百万円。

無理。

なら、

本当に困っている人へ厚くする。

あるいは、

全員へ薄くする。

どちらを選ぶか。

竹内さんには、

こういう厳しい選択も考えてほしい。


三十二 私は竹内さんの「申請しないと助からない社会」への批判にはかなり理解がある

本当に困っている人ほど、

役所へ行けない。

書類を書けない。

情報を知らない。

これは現実に起こり得る。

だから、

行政側が一部探しに行く。

データを使う。

通知する。

これはやっていいと思います。


三十三 ただし、国家が個人を見すぎる危険もある

ここが難しい。

支援のために、

行政が個人情報を集める。

便利になる。

でも、

監視になってはいけない。

竹内さんが「探索型行政」を考えるなら、

プライバシーと選択権を、

同時に入れたほうがいい。


三十四 善意の国家ほど、権限を制限しなきゃいけない

これは大事ですよ。

「国民のためだから」

と言えば、

何でも許される。

これは危ない。

竹内さんは、

国家に役割を求める傾向がある。

だからこそ、

国家がやってはいけないことも、

同じくらい書くべきです。


三十五 竹内さんの宗教的な自己認識について

本人が、

自分の人生に大きな意味を感じる。

これは、

本人の内面の問題です。

私は、

そこを政治評価には使わない。

政策は、

神を信じる人も、

信じない人も、

同じように使えなきゃ駄目でしょう。


三十六 自分が特別かどうかと、政策が正しいかどうかは別

これは、

きっぱり分けたほうがいい。

竹内さんが、

どんな自己認識を持っていようが、

その医療政策が良ければ良い。

悪ければ悪い。

それだけです。

ここを分けると、

竹内さん自身も楽になると思いますよ。


三十七 自分を証明する仕事と、国民を助ける仕事を一緒にしない

これも、

かなり本音ですね。

「私はこういう人物だから、この案は重要だ」

ではなく、

「この案なら、こういう人がこれだけ助かる」

でいい。

数字があれば、

本人の肩書なんて要らない。


三十八 竹内さんは「自分を理解してもらいたい」が強いんでしょう

長く書く。

繰り返す。

自分の人生を説明する。

そこには、

理解されたい気持ちがあるんだと思います。

人間だから、

当然でしょう。

ただ、

政治家は、

全部理解してくれませんよ。


三十九 相手は三分しか読まないと思ったほうがいい

だったら、

三分で分かるものを書く。

結論。

数字。

提案。

これでいい。

興味を持った人が、

後から長文を読む。

順番です。


四十 竹内さんは「深く考える力」はある。次は「削る力」だ

考えられる人は、

多い。

削れる人は、

案外少ない。

何を言わない。

何を捨てる。

どこまでなら相手へ渡す。

これが政治的な編集です。


四十一 麻生なら、竹内さんの旗を三つにまで減らす

私はこうしますね。

第一。

何度でも社会へ戻れる。

第二。

地方でも生活が成り立つ。

第三。

成長の利益を、普通の生活まで届かせる。

まず三つ。

それで十分でしょう。


四十二 この三つなら、全部つながる

再起。

医療。

教育。

雇用。

地方交通。

社会保障。

賃金。

投資。

全部、

この三つの下へ整理できる。

竹内さんの問題は、

アイデア不足じゃない。

多すぎることです。


四十三 外交については、もっと現実主義が必要だと思う

国家は、

国内だけ見ても動かない。

米国。

中国。

欧州。

アジア。

中東。

資源。

為替。

安全保障。

全部、

生活へ跳ね返る。

竹内さんが国家論を書くなら、

国際政治の力関係も、

感情抜きで見たほうがいい。


四十四 相手国は「善悪」ではなく「国益」で動くことが多い

日本も同じです。

だから、

好き嫌いだけで外交を論じない。

相手が何を欲しい。

日本は何を守る。

どこで譲る。

ここを見る。

竹内さんには、

この冷静さを足すといい。


四十五 竹内さんの強さは「普通の人間が何につまずくか」を知っていること

これは、

かなり評価できます。

官僚資料を読んでいるだけでは、

分からないことがある。

制度を使う人間が、

どこで困る。

どこで諦める。

どこで孤立する。

竹内さんは、

そこへ敏感でしょう。


四十六 だから私は「国家のブレーキ係」として面白いと思う

経済を成長させる。

改革を進める。

効率化する。

その時、

必ず誰かが取り残される可能性がある。

そこで、

竹内さんが言う。

「その人はどうするんですか。」

これは、

国家に必要な質問です。


四十七 ただし、ブレーキだけでは車は進まない

ここも大事。

危ない。

困る人がいる。

反対。

それだけでは、

国は止まる。

では、

代替案は何か。

速度を落とす。

別の道路を作る。

補償する。

そこまで出す。


四十八 「守る」と「進める」を両立できるか

これが、

竹内さんへの大きな課題でしょう。

弱者を守る。

でも、

経済も伸ばす。

地方を守る。

でも、

非効率も改革する。

社会保障を守る。

でも、

将来世代へ借金を残しすぎない。

この両立です。


四十九 竹内さんは理想家だが、完全な左でも右でもない

私は、

そこは面白いと思います。

市場を全部否定するわけではない。

国家も必要と考える。

社会保障も重視する。

個人の生活も重視する。

保守とも、

リベラルとも、

完全には重ならない。


五十 だから「竹内主義」を作ろうとしなくていい

こういう人は、

無理に思想体系へすると、

かえって狭くなる。

問題ごとに、

一番使える方法を選ぶ。

市場を使う時は市場。

国がやる時は国。

地域がやる時は地域。

それでいい。


五十一 麻生なら「イデオロギーより機能」を見る

その制度、

動くのか。

国民が使うのか。

金は回るのか。

十年後も続くのか。

私は、

そこを見る。

竹内さんにも、

この機能主義を勧めますね。


五十二 「最後は渡す」はかなりいい

竹内さんの言葉で、

私はこれも評価する。

全部自分でやろうとしない。

専門家へ渡す。

官僚へ渡す。

政治家へ渡す。

若い人へ渡す。

それでいい。


五十三 むしろ、竹内さんは「渡すのが遅い」

全部考える。

全部書く。

全部説明する。

自分で完成させようとする。

これでは疲れる。

問題を見つけたら、

得意な人へ渡す。

経済学者。

医師。

法律家。

自治体。

それでいい。


五十四 自分がいなくても回るようになったら成功

これは、

政治でも会社でも同じです。

本人がいないと、

何も動かない。

それは強い組織じゃない。

竹内さんの思想も、

竹内さんが毎回説明しなくても、

誰かが使えるようにする。


五十五 麻生太郎の本音

竹内さん。

あなたは、

困っている人を見る目はありますよ。

これは、

簡単そうで、

案外ない。

政策を作っていると、

どうしても、

平均値を見る。

多数派を見る。

数字を見る。

その時、

そこから落ちた一人が見えなくなる。

あなたは、

そこを見る。


それは、

国家にとって必要な目だと思います。


ただね、

それだけじゃ、

国は動かない。

困っている。

気の毒だ。

助けよう。

ここから先が、

政治なんですよ。


何人いる。

いくらかかる。

誰がやる。

いつ始める。

何年続ける。

副作用は。

やめる条件は。

ここまで持ってきて、

初めて政策になる。


竹内さんは、

思想としては、

人を見捨てたくない。

そこは一貫している。

私は、

それは悪くないと思う。

でも、

人を見捨てないために、

国全体を潰しても意味がない。


だから、

稼ぐ。

成長する。

働く。

投資する。

税収を得る。

そして、

本当に必要なところへ回す。

これが必要になる。


優しさには、

経済力が要るんです。


竹内さん。

あなたが自分を、

何者だと思っているか。

そこは、

私にはあまり重要じゃない。

神だろうが。

思想家だろうが。

一市民だろうが。

良い案なら、

良い。

悪い案なら、

悪い。

それでいいでしょう。


むしろ、

そこから自由になったほうが、

あなたの政策は強くなる。


自分が何者かを証明する時間を、

一つ政策を磨く時間へ変える。

自分を理解してもらう文章を、

一人が使える制度へ変える。

それなら、

ずっと実際的ですよ。


そして、

竹内さんには、

一番大事な長所がある。

「この成長から、誰がこぼれるんですか」

と聞けることです。


日本は、

成長しなきゃいけない。

改革もしなきゃいけない。

国際競争もしなきゃいけない。

でも、

その過程で、

病気の人。

高齢者。

地方の人。

失業した人。

一度社会から離れた人。

その人たちを、

全部自己責任で切る。

私は、

それが正しいとも思いません。


だから、

竹内さん。

あなたの役割があるとすれば、

国を止めることじゃない。

進みながら落とさない仕組みを考えること。

そこですよ。


ブレーキだけでも駄目。

アクセルだけでも駄目。

両方いる。

あなたは、

「誰が落ちる」

を見る側に強い。

なら、

同時に、

「どうすれば進みながら拾える」

まで考える。


それができたら、

かなり使える。


最後に言いますよ。

理想を語るのはいい。

でも、帳簿を見ろ。

庶民を見るのはいい。

でも、企業が稼ぐ仕組みも見ろ。

今困っている人を見るのはいい。

でも、三十年後の国民も見ろ。

政府に仕事を求めるのはいい。

でも、政府に与えてはいけない権力も考えろ。


そして、

何より、

自分が正しいと思った時ほど、数字を見ろ。

これです。

竹内さんが、

これをできるなら、

私は彼を、

夢を語るだけの思想家ではなく、

生活者の目を持った現実派の政策提言者

として見るでしょうね。

それなら、

十分面白いじゃないですか。

――麻生太郎

麻生太郎版の核心は、竹内眞記雄の強みを 「成長や改革の陰から、誰がこぼれ落ちるのかを見つける力」 と見るところです。

ただし麻生なら、そこで止まることを許さず、**「誰かが困っている、だけでは政策ではない。人数、財源、担当、期限、副作用、撤退条件まで持ってこい」**と徹底的に現実へ引き戻すでしょう。

そして最も麻生らしい評価は、竹内眞記雄を「国を止める人」ではなく、**「日本を前へ進ませながら、そこから落ちる人を減らす仕組みを考える人」**として位置づけることだと思います。