行政書士になる前に、私は、従業員約1万人の大企業に勤めていました。
職種は営業。ですから、会社の看板を背負ってお客様と日々接していました。
お客様から「ありがとう」という言葉をいただくと、やりがいを感じていました。
今は、行政書士、つまり、個人事業主ですから、依頼者から「ありがとう」といわれると、
私個人を評価してくれた言葉ですから、会社勤めの何倍もうれしいです。
しかし、仕事にはミスは付きもの。
会社勤めの頃は、とんでもないミスをして、お客さまから激怒されても、
会社が賠償含めて尻拭いをしてくれました。
もちろん社内的な処分は下されますけど、社会的に制裁を加えれれることはありませんでした。
幸い、私はこのような経験をしないで退職しましたが。
個人事業主の場合はそうはいきません。
賠償金が発生すれば身銭を切らなければなりません。
行政書士のような国家資格者は、業務停止、廃業勧告などの法的制裁も受けることもあります。
喜びも悲しみもストレート
これが個人事業主です。
ストレートな悲しみを迎えないためにどうしたらよいのか?
その答えは、周到な準備。これしかありません。
「準備は面倒なんだよな」「手っ取りばやく儲けたいな」などとお考えなら、
行政書士には向いていないし、相談者・依頼者を不幸に巻き込む可能性が高いので、
他の何前何万とある仕事を選ぶことをお勧めします。
☆「しっかり準備して納得の開業をしたい」という方が受講しています。
【お知らせ】
9月21日(土)に、行政書士合格者のためのマンツーマン実務家養成講座を受講された方と
これから申込みされる方を対象とした、研修会と懇親会を実施します。
この講座の参加者は、みなさん志が高い方ばかりです。
詳しくは、講座のホームページをご覧ください。