開業準備オンラインマンツーマン講座で参加者の方から、
「家族から開業を反対されているが、どうしたら説得できますか」
といった、家族からの開業に対する反対に関するご質問があります。
私は、「それは、ご自身の開業後のストーリーがご家族からしてみると
魅力がないからだと思います。ご家族から『面白そう』と感じてもらえる
開業後のストーリーが描けるまで、開業は控えておいた方がよいと思います」
とお伝えしてます。
実は、私自身も合格したら退社して即開業しようと計画してました。
しかし、そのことを家族(当時は独身でしたので、両親)に伝えたら、
猛反対されました。
友人・知人に話しても、合格したことには喜んでくれましたが、
開業するということを伝えると、
「食えるの?」
「行政書士って何する人?」
「経験なくても実務できるの?」
「仕事あるの?」
「この前、行政書士事務所からFAXDM来たけど、秒殺で捨てた」
などなど、家族と同様皆反対でした。
そこまで、言われると、さすがに冷静になって、
確かに、今開業しても、仕事(実務)できないな・・・
という当たり前のことにやっと気付いて、そこから開業準備を開始しました。
実務の勉強を進めると、営業のアイディアも浮かんできました。
友人知人に遺言相続で学んだことを伝えると、「開業したらお願いするね」
という有難い言葉ももらえるようになってきました。
そんな姿を見ていた家族も応援してくれるようになりました。
今振り返ると、勢いで開業しなくて本当によかったです。
なにより、準備不足で開業して、間違って受任などしてしまったら、
速やかに業務を遂行することがでず、業務遅滞を発生させていたでしょう。
このように、依頼者に迷惑をかけることが一番やってはいけないことです。
いつまでに開業しなくてはいけないといった事情を抱えている方は極一部だと思います。
少なくても、自分が専門分野と決めた分野は、依頼を受けたら依頼者に迷惑をかけない
レベルの準備を整えてから開業することを強くお勧めします。
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