行政書士は報酬額を自由に決めることができます。
この自由というのがくせ者です。
日行連のホームページに令和2年度報酬額統計調査の結果が発表さえました。
これを見ると、たとえば、
「遺言書の起案及び作成指導」では、
平均:68,727円
最小:3,000円
最大:550,000円
最頻値:50,000円
という結果になっています。
また、「遺産分割協議書の作成」では、
平均:68,325円
最小:3,000円
最大:1,180,000円
最頻値:50,000円
という結果になっています。
ハッキリ申し上げて、見てもほとんど参考になりません。
そもそもこの報酬額統計調査は、行政書士が報酬額の参考にするためよりも、
依頼者の利便性のためになされるものだからです(しかし、依頼者もこれを見てもわからないと思います)。
ちなみに、遺言書作成も遺産分割協議書の作成も、この統計調査の平均値で受任していたら
事務所経営は困難に陥ること必至です。
では、どうやって満足行く報酬、すなわち、業務内容と業務量に則した報酬をいただけるのでしょうか。
それは、面談の場で、相談者にロードマップ(=受任から業務完了までの道筋)を示し、その上で
ロードマップに則した見積(=分解見積)を提示することが前提条件になります。
そのためには、準備が大切です。
報酬については、拙著『行政書士のための「高い受任率」と「満足行く報酬」を実現する心得と技』に詳述しています。
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