そこが聞きたい「行政書士開業」!Q&A30【vol.10】~「取扱業務」の選定について | 実務直結!行政書士 開業準備 実践講座

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『そうだったのか!行政書士』『行政書士合格者のための開業準備実践講座』『行政書士のための遺言・相続実務家養成講座』他の著者・竹内豊が、失敗しないための開業準備について語ります。

今朝は4時50分に起床。

昨夜は10時に寝たので目覚めスッキリです。

たまに「徹夜したぜ!」といった感じで仕事をしている方がいますが、行政書士の仕事は首から上で仕事をするので、肝心の頭がどんよりしていたら仕事になりません。それに寝不足は体に悪いです。

 

今日は、朝から出版の件で税務経理協会の編集部長と本を書いて頂いている行政書士の先生と打ち合わせです。

夕方は、開業準備オンライン・マンツーマン講座の講師渡邉愛里先生と打ち合わせです。渡邉愛里先生とは先月スタートしたオンライン講座について意見を交わしたいと思っています。

 

さて、本日も私が主宰する行政書士合格者のための開業準備オンライン・マンツーマン講座で受講者の方から頂いた質問を基に作成したQ&Aをご紹介します。

 

Q10.「取扱業務」の選定

行政書士の広範な業務の特性を活かして、「来るものは拒まず」の精神で営業をしていこうと考えています。ただ、どのような依頼が来るのか不安もあります。取り扱う業務は絞った方がよいでしょうか。

 

A.

ほとんどの相談者は、問題が発生したら、まずインターネットで解決方法を調べます。中には本を読んだり専門家の無料相談を利用したり官公署に問合せをする人もいます。そうしているうちに自然と知識を習得していきます(相談者のセミプロ化)。それでも自力で解決できないので「専門家」としての行政書士に相談するのです。

そのため、一定以上の難易度のものしか相談されません。「なんでもやる」「来るものは拒まず」というスタンスでは、ふつう「速やかに問題を解決したい」と切に願っている相談者の期待を面談の場で満たすことは難しいでしょう。そうなると、必然的に受任率は低下してしまいます。

開業直後から受任するには、準備の段階でセミプロ化した相談者を、面談の場で「さすが専門家!」と言わしめる知識を習得しておくことが求められます。また、業務を絞るとターゲットも明確になるので、効果的な集客にもつながります。

行政書士が取り扱うことができる業務と、自分が実務でこなせる業務はイコールではありません。「来るものは拒まず」の精神は頼もしいですが、えてして「何でもできるは何にもできない」になりがちです。十分お気を付け下さい。

 

【ここがポイント10].「何でもできるは何にもできない」のは世の常。行政書士業務と、自分が実務でこなせる業務はイコールではない。

 

このQ&Aは行政書士合格者のための開業準備オンライン・マンツーマン講座のホームページまたは、拙著『行政書士合格者のための開業準備実践講座』に掲載したものを編集したものです。

 

 

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