ただ今執筆中の『受任率と満足行く報酬』についての新刊書の中から
一部抜粋を紹介します。
相談料についてのQ&Aです。
Q「無料相談」を掲げる事務所を多く見かけます。ただ、面談の準備に平均2時間ほど要しています。面談が1時間とすると、受任できなかった場合は3時間をタダ働きしたことになって
しまいます。他の事務所と同じように相談料を無料にすべきでしょうか。
A.原則として請求すべきと考える。
相談料を提示することで相談希望者が抱えている悩みの「切実度」を計ることができる。たとえば、相談希望者に対して「面談は3千円頂いています」と告げたとしよう。聞いた途端に「有料ですか。では、改めてお電話します」(ふつう、改めて電話はこない)と言ったとしたら、その者の悩みはそう深いものではない。したがって、無料で相談に乗っても受任に結び付かない可能性が高い。なお、相談料はアプローチの段階で伝えること。
ちなみに、私は面談の準備と面談にそれぞれ平均約2時間、合計4時間を費やしている。そして、面談の相談料は9千円で時間制限を設けていない。この場合、4時間をタダ働きすることはないし、実際に受任率は無料と比べて格段に高い。しかも、時間制限がないので相談者も時間をきにしないで相談ができる。つまり、行政書士と相談者の双方にとってメリットがあるのである。
【お知らせ】
今年最後のゼミを12月に開催します。
12月1日㈯:最速習 入管手続き1日マスターゼミ
~入管手続きに必須の知識を習得したうえで、実務で最も多い
「技術・人文知識・国際業務」の認定申請と変更手続きの「流れ」と「肝」をマスターします。
門外不出の「現物資料」の他、許可率99.99%の「黄金の理由書」を公開します。
12月2日㈰:2019年度 新規業務「プラスワン」ゼミ
~新たなマーケットとして注目されている「新しい家族法務」と「改正相続法」の2つの肝を
公開します。
「新しい家族法務」(LGBT・親亡き後)の講師は、
開業1年で『行政書士のための 新しい「家族法務」実務家養成講座』(今月末発売予定)
の著者・ 渡邉愛里先生 が務めます。
「改正相続法」は竹内が務めます。出版についてもお話ししたいと思っています。
※12月2日のゼミの後に、忘年会を開催します!
参加資格:両ゼミとも、「開業準備実践ゼミ」に参加された方限定です。
なお、参加されていない方で12月のゼミに参加希望の方は、10月または11月の【行政書士合格者のための開業準備ゼミ】にご参加ください。
12月の募集開始は、10月6日㈯午前10時から(予定)です。
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このゼミで、開業前にプロになる!
開業でつまづくことなく、開業直後から実務を速やかに遂行するための「心得」と「技」の習得を目指すため、行政書士合格者のための開業準備実践ゼミ(準備ゼミ)と行政書士合格者のための遺言・相続プロフェッショナルゼミ(プロゼミ)の2つのゼミをご用意しています!
1. 行政書士合格者のための開業準備実践ゼミ(準備ゼミ)
当ゼミではまず、「開業までにすべき準備」「行政書士の資格の活かし方」「失敗しない遺言・相続業務の心得と技」の習得を目指します。
2. 行政書士合格者のための遺言・相続プロフェッショナル養成ゼミ(プロゼミ)
“現場”にトコトンこだわった内容で、講師が実務17年間で培った「プロの技」を余すところなく公開します。
「実務の進め方」はもちろんのこと、「受任率アップ」と「満足行く報酬」を実現する“面談の技”も再現します。
なお、当ゼミは実践型かつ貴重な資料をご提供するため、「準備ゼミ」を受講した方限定とさせていただきます(プロゼミのみの参加はご遠慮いただいています)。
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