「兼業か専業か」でお悩みの方が大勢いらっしゃるようですね。
どうぞ好きなようにしてください。
ただし、ご家庭をお持ちの方はご家族の同意を得てから専業(開業)することをお勧めします。
家族の同意を得ないで専業(つまり、勤めを辞めて)にすると、思うようにいかないときに(思うようにいかないことの方がが圧倒的に多いです)喧嘩になります。
私は開業したときには独身でした。でも、父や友人は反対しました。
「食えるわけない」
「依頼の当てはあるのですか?」
「行政書士ってなんですか?」
などなど
初めは「(やる気があるのに)なんてこと言うんだ!!」と憤懣やる方ない心境でした。結局、開業すると決めてから勤めを辞めて開業するまで3年かかりました。
しかし、今から考えるとそれがよかったのです。
その3年間に「失敗しないための準備」ができたのです。
・実務脳の習得
・パートナーとアドバイザーと知り合う
・資金を貯める
もし、勢いで開業していたらおそらく今頃は他の仕事をしていたでしょう(それもよかったかも知れませんけどね)。
「お願いだから行政書士になってください」と頼まれている方以外の方は、しっかり準備してから開業なり、専業になることをお勧めします。
開業準備については、拙著『行政書士合格者のための開業準備実践講座』をご参考にしてください。
ちなみに、「専業=すごい!」って風潮があるみたいですけど、そんなこと全くございません。
↓行政書士の願書の隣に平積みされている拙著『行政書士合格者のための開業準備実践講座』と『ぎ行政書士のための遺言・相続実務家養成講座』@紀伊国屋書店新宿本店



◆9月に「開業準備講座」「遺言・相続実務家養成講座」を開催します。詳細は後日ブログでご案内します。