行政書士合格者のための実務家養成講座⑱「頭のいい人」 | 実務直結!行政書士 開業準備 実践講座

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『そうだったのか!行政書士』『行政書士合格者のための開業準備実践講座』『行政書士のための遺言・相続実務家養成講座』他の著者・竹内豊が、失敗しないための開業準備について語ります。

「この人頭がいいな」と思う人は、「地頭」がいい。
地頭がいいとは、「個別の物事」を「統合」して、「抽象化」(一般化)する力があるということ。

相談者は潜在的に「地頭がいい人に依頼したい」と思っている。

地頭がいい人の話は「深み」がある。
たとえば、遺言・相続の話をしても「相続人は○○で、遺留分という制度があって…」という「説明」から始まって、どんどん内容が深まっていく。そうすると聞いてる者は引き込まる。そして、依頼する。

今のうちに、地頭を鍛えておくこと。なぜなら、地頭は短期間で習得できないからだ(私も日々修行中)。

地頭を習得する手段のひとつとして「読書」がある。
今、読んでいる本でお勧めは『1億人の服のデザイン』。著者はユニクロのデザインディレクターの滝沢直己氏。
マーケティングやコンセプト作りの視点で読むと、得ることがたくさんある。




私の経験上、行政書士や「コンサルタント」が書いたものより、「世間が認めている他の分野の成功者」の方の本がマーケティングやコンセプト作りに有益である。

拙著『行政書士のための遺言・相続実務家養成講座』も「地頭」作りに役に立と自負している。