地頭がいいとは、「個別の物事」を「統合」して、「抽象化」(一般化)する力があるということ。
相談者は潜在的に「地頭がいい人に依頼したい」と思っている。
地頭がいい人の話は「深み」がある。
たとえば、遺言・相続の話をしても「相続人は○○で、遺留分という制度があって…」という「説明」から始まって、どんどん内容が深まっていく。そうすると聞いてる者は引き込まる。そして、依頼する。
今のうちに、地頭を鍛えておくこと。なぜなら、地頭は短期間で習得できないからだ(私も日々修行中)。
地頭を習得する手段のひとつとして「読書」がある。
今、読んでいる本でお勧めは『1億人の服のデザイン』。著者はユニクロのデザインディレクターの滝沢直己氏。
マーケティングやコンセプト作りの視点で読むと、得ることがたくさんある。

私の経験上、行政書士や「コンサルタント」が書いたものより、「世間が認めている他の分野の成功者」の方の本がマーケティングやコンセプト作りに有益である。
拙著『行政書士のための遺言・相続実務家養成講座』も「地頭」作りに役に立と自負している。

