さて、処分前回のブログ(「行政書士合格者のための実務家養成講座⑫」)で言及したとおり、リスクを知ることは大切です。
理由は二つ。
(1)クライアントとのトラブルを回避できる
(2)自分を守ることができる
(3)結果として、安定的・継続的に事務所を経営できる
特に、(2)を強く意識してください。
さて、被処分者が処分された根拠で多いのが「行政書士法10条違反」です。
この条文には「行政書士の責務」が規定されています。
具体的な違反事実は、拙著『行政書士のための遺言・相続実務家養成講座』24頁をご覧ください。
やはり、違反原因が「実務脳」の欠如にあることがおわかりいただけます。
では、本日の業務はこれにて終了です。


