遺言・相続実務か家養成講座 457「ゴールから考える」遺言の文案の作成で大切なことは「ゴールから考える」ということだ。「ゴール」とは「遺言執行」のこと。例えば、遺言執行者に自分(行政書士)を指定するとしよう。もし、遺言者が死亡する前に自分が死亡したら、「執行者を指定していない遺言」になってしまう。また、「遺留分減殺の順序の指定」(民法1034ただし書き)が記載されていないと、「もめる遺言書」になりかねない。