このような情況に接すると「相続手続業務」の延びしろを感じる。
さて、行政書士になれば、必ず「遺言作成・相続手続」の相談を受ける。
当たり前だが、受任するには相談者から選ばれなければならない。
そういうと「ホームページで検索上位にあげなければ」と「広告・宣伝」を真っ先に思い浮かべる人がいる。
この考えは「危険」だ。
「集客」できても「受任できない」蟻地獄に陥る。
「広告・宣伝」をする前に、「実務脳」を習得が先だ。
順序を間違えると、評判を落とすために「広告・宣伝」をするようなものだ。
「受任してから勉強すればなんとかなるよ」と言う行政書士やコンサルもいる。
しかし、これはインターネットが普及する前の話。今時の相談者は「勉強熱心」だ。
面談でまごついていると「このセンセイ駄目だ」とバッサリ切り捨てられる(相談者は、センセイに付き合うほど暇でない)。
「実務脳」の習得に拙著『行政書士のための遺言・相続実務家養成講座』を活用してほしい。
