「解任」の主な理由は
「(自分より)知識が乏しい」
「仕事が遅い」
「二度手間、三度手間が頻繁に起きる」
また、こんな理由もあった。
「言葉使いや態度が下手過ぎて、不安になる(堂々としてほしい)」
一言で「頼りない」ということだ。
相談者に「頼りない」と思わせる理由に「経験知不足」が挙げられる。
拙著『行政書士のための遺言・相続実務家養成講座』は「実務の流れに忠実」に書かれている。一通り読むことで実務を「疑似体験」できるので「経験知」を深めることができる。
経験の浅い行政書士と開業予定者が「経験知」を深めれば、自信を持って面談に臨める。
その結果として「受任」できて依頼者に「速やかな業務遂行」を提供できる
そして「街の法律家」として市民に認知されるのである(現状は「自称」街の法律家であろう)。
なお、「具体例」をいくら詰め込んでも「経験知」を深めることはできない。
「根本的な考え方」を押さえることが大切である。
