開業初日だろうと、相談者からしてみれば「先生」には変わらない。
相談者を前に、頼りない雰囲気を醸し出したら、受任は難しい。
では、どうしたら相談者を逃さない程度の自信を付けることができるのか。
勉強しかない。
基本書を読み込む。
条文を当たる。
重要判例を眺める。
すべて「当たり前」なこと。
集客に気をとられて、「当たり前なこと」をおろそかにして相談者と面談をすれば、恥をさらすか(相談者は勉強熱心)、運よく受任できてもトラブルを引き起こす。
私は開業13年になるが、相談者に会う前は、必ず基本書を見直してから面談に臨んでいる。