合格から開業までの3年間で、私は興味があった「遺言・相続」分野の「基本書」「実務書」「判例」を読みあさりました。
特に、「基本書」はページがはがれるまで何度も読みました。
そのときの「訓練」が、開業後に役立ちました。
私が開業した13年前は、今ほどインターネットが普及していませんでした。しかも、掲載されている情報の精度も低かった。したがって、専門家の能力が低くても「相談者を、なんとかつなぎ止めること」ができました。
しかし、今は通用しません(理由は「押して知るべし」ですね)。
弁護士の大量増員の影響も大きい。開業(というより、「士業」)の環境は「厳冬」です。「しっかりとした準備」をしないと、生き残りは厳しいです。
「なんとかなるさ」は、「しっかりした準備」をした人のみに許される発言です。
厳しい話になってしまいましたが、これが現実です。
特に、「行政書士で家族を養う」つもりの方は「しっかりした準備」をしてください。
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