行政書士のための遺言・相続実務講座 その269「実務講座の受け方」 | 実務直結!行政書士 開業準備 実践講座

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『そうだったのか!行政書士』『行政書士合格者のための開業準備実践講座』『行政書士のための遺言・相続実務家養成講座』他の著者・竹内豊が、失敗しないための開業準備について語ります。

実務講座は、具体例の紹介が多いです。これは、講師が話しやすいのと、受講生が「実例」を求めるからです。つまり、講師と受講生の利益がマッチするからです。

しかし、具体例は実務では思うほど役に立ちません。それは、実務ではひとつとして同じ内容は無いからです。

「できる講師」はこのことを十分に理解しています。だから、「具体例」を紹介した後に、具体例を抽象化して解説します。
ただ、ここまでできる講師はほとんどいません(受講した経験がある方は思い出してみてください。いかがですか?)。

具体例を自分の頭の中で抽象化する、逆に抽象化したものを具体例に変換する。この「具体」⇔「抽象」の変換作業が、「実務力」を養うのです。





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