『親気も遺言』他著書2冊
『週刊朝日』『婦人公論』『週刊スパ!』のコメンテーターの
行政書士竹内豊が遺言・相続実務で役立つ〝現場の生情報”を公開しています
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私が、開業間もない頃、
依頼者から「ポツリ」と言われた言葉、
「先生、理屈じゃないんですよね」
かなり、凹みましたね。
遺産分けのご相談でしたが、
法律論ばかり話す私に対して、依頼者から発せられた一言です。
その頃は、経験も知識も不十分で、「依頼者に隙を見せたらダメだ」
という強迫観念が強かったため、
依頼者の話を十分聞く余裕がありませんでした。
遺産分割のご相談は、
法律の話しに入る前に
依頼者の家族関係や心情を十分聞くべきです
そのためには、こちちらから聞き出さなくても
依頼者がリラックスして自ら話ができる、
環境を整えるべきです
具体的にいえば、
・事務所の環境
・行政書士の身だしなみ、振る舞い(オーラ)
・法律知識(これは当然ですけど)
分かりやすいのは
「自分だったら、この人(つまり「あなた」)に
心情を露土できるか?」
と自分に聞いてみることです。
足りないところがあれば、補う努力をしましょう。
「理屈じゃないのよ、遺産分けは」♪♪
(中森明菜さんの「飾りじゃないのよ涙は」という曲、ご存じですか?)
ということを、覚えておいてください。
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