行政書士のための 遺言・相続実務講座 その109 「相続手続の業務の終わり方」 | 実務直結!行政書士 開業準備 実践講座

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『そうだったのか!行政書士』『行政書士合格者のための開業準備実践講座』『行政書士のための遺言・相続実務家養成講座』他の著者・竹内豊が、失敗しないための開業準備について語ります。

『親に気持よく遺言書を準備してもらう本』他著書2冊
『週刊朝日』『婦人公論』『週刊スパ!』のコメンテーターの
行政書士竹内豊が、遺言・相続実務の
〝すぐに役立つ”ノウハウを公開しています


相続手続が完了したら
業務に関する書類を整理して
依頼人に引き渡します

ちなみに、本日依頼人に相続手続きの
書類の引き渡しをしたので、書類の明細を
一例としてご紹介します

1.相続を証する書面
2.遺産分割協議に関する文書
3.金融機関の手続きに関する文書
4.所有権移転登記に関する文書
※1~4の書類の合計枚数は約150枚
※細目は約30項目


そして、細目が一目でわかる「一覧表」を
表紙として付けます

その一覧表を依頼人に示しながら手続きの
説明をして書類の確認をしてもらいます

この一覧表を基に説明をするのがポイントです
お互いに確認が楽で話も早く済みます
ちなみに、この相続手続きは一般の手続きに比して
複雑なものでしたが、説明に要した時間は15分でした

最後に「一覧表」の控えに受け取りの署名をいただきます
受け取りの署名は「渡した」「渡されていない」を防ぐために
必ずもらいましょう!


なお、書類引き渡しの前に報酬は頂きましょう
仕事は報酬を得て完了です
このことをくれぐれもお忘れなく!