このブログは行政書士竹内豊が
「遺言・相続の現場」を実況しています
さて先日、事務所に70代の女性から電話が入りました
開口一番
「遺言書を作りたいんです」
とおっしゃいました
しかし、30分ほどお話をしましたが
同じことを何度も繰り返しお話をされて
結局会話は成立しませんでした
このような状態になると
「遺言能力」が認められないとして
遺言を残すことができません
仮に遺言書を残したとしても
遺言の有効・無効を争うことになりかねません
「嵐を呼ぶ遺言書」ですね
私は、残念ですが遺言書を作成することを
お断りしました
遺言書を残したいと思っていたら
その時が残しどきです
ボケたら遺言は残せません