スムーズな相続に必要不可欠なことは、正確な相続の知識と準備です。
とはいえ、いつ相続が起きるか分からず、煩雑な手続きや、それに伴う民法をはじめとする法律も絡んでくるため、いちいち相続について学ぶのは面倒に思えます。
そのため、多くの人は準備が後回しとなり、実際に相続が起こった後で、場当たり的な対応に追われてしますのです。
本書では、葬儀、お金、お墓、遺言など、相続の中でも主だった50のトピックスに焦点を当て、「親が亡くなると何が起きるか」、「起きたことにどのように対処すべきか」を解説しました。
相続を身近に感じながら学べるように、一部では物語調に論点を整理することで、工夫しました。中には、自分には関係ないと感じる項目もあるかもしれません。しかし、想定外のことが起きるのが、相続の特徴なのです。
多くの書籍が親の視点で書かれている中、本書はあえて資産を受け継ぐ子どもの視点で書かれています。本書を読むことで親が亡くなるとどういうことが起こるのかを「予習」することができ、いざというときに落ち着いて対応できるようになります。
本書がスムーズな相続のきっかけとなり、家族の絆がいっそう深まることを願っています。親子で読んで、家族の新しい物語を作り上げましょう。
2011年11月 著者
タイトル:親が亡くなったあとで困る相続・遺言50
価格:¥ 1,365
単行本(ソフトカバー): 256ページ
出版社: 総合法令出版 (2011/11/22)
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