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★竹内睦泰の日本史文化情報局(JCIA)

こんにちは!竹内睦泰(たけうち・むつひろ)です。

職業は、神主 兼 予備校講師 兼 文筆業(著書21冊)です。

                    

         ●「自国に誇りの持てる日本史を伝える」がテーマです。

今年の出雲大社神業執行。

八雲立つ出雲と言われるぐらいに
出雲が雲が山を覆う。

現在の
出雲大社の模型だが
これでも
日本一の大きさである。



★竹内睦泰の日本史文化情報局(JCIA)-現在の出雲大社模型


過去はさらに
大きかったらしく
以下の写真で
イメージしてほしい。



★竹内睦泰の日本史文化情報局(JCIA)-古代出雲大社模型(1)

★竹内睦泰の日本史文化情報局(JCIA)-古代出雲大社模型(1)


もちろん
このような
巨大な社殿の
柱は通常ではありえない。

しかし、
近年、発掘された柱址の
復元でかなり巨大な
建造物であったと
確認された。




★竹内睦泰の日本史文化情報局(JCIA)-出雲大社の柱


デカイ!!

出雲大社しめ縄



★竹内睦泰の日本史文化情報局(JCIA)-出雲大社しめ縄(2)

★竹内睦泰の日本史文化情報局(JCIA)-出雲大社しめ縄


DNAと同じだね。


大国主命と因幡のしろうさぎ


★竹内睦泰の日本史文化情報局(JCIA)-大国主命と因幡のしろうさぎ


雨に曇る八雲立つ出雲の山々



★竹内睦泰の日本史文化情報局(JCIA)-八雲立つ出雲


国譲りをした
稲佐の浜



★竹内睦泰の日本史文化情報局(JCIA)-稲佐の浜にて


稲佐の浜にて海の禊



★竹内睦泰の日本史文化情報局(JCIA)-稲佐の浜にて(2)


そして・・・

神との邂逅・・



★竹内睦泰の日本史文化情報局(JCIA)-神との邂逅


出雲そば
<八雲>
にて
(浩宮殿下献上品)

690円、
安くってうまい!



★竹内睦泰の日本史文化情報局(JCIA)-出雲そば


海の禊は
海は<産み>からくる。

母なる海。

今回の神業は
一畑だらけであった。

まず、ホテルが
宍道湖を借景できる
ホテルいちばた。

展望露天風呂が
よかった。

翌日、
出雲大社に向かう
鉄道が
一畑鉄道。

また一畑か・・・

出雲大社で
4拍手の参拝の後

古代出雲博物館の
ミュージアムショップも
<一畑>

よった観光センターも
<一畑>

出雲市駅前の
ホテルでトイレに寄ったが
そこも<一畑>。

隣の百貨店も<一畑>
ここで酎ハイを買い
空港に向かうが

乗ったタクシーも
一畑タクシー。

・・・・

なんなの<一畑>って?・・・

出雲空港に行き
いよいよ東京と
軽く地元のお酒を
飲もうと
レストランへ入ると
<神名火>

また<一畑>関係・・・

ふう~。

でも、
出雲はいい人ばっかりだった。

<縁むすび>の
創業100周年の
(有)ひらの屋大社店の
お兄さんは傘をくれました。
大雨でした。

2009年7月25日に
第73世武内宿禰は
傘をもらってしまいました。

しかも
一畑鉄道に
傘を忘れたとき
車掌さんが
走って傘を
持ってきてくださいました。

本当に
ありがとうございます。

神はいる。

<縁>を感じる
出雲でした。

大阪府の橋下知事のことは
個人的には好きなのだが
かなり神道界では問題になっている。

改革はいいと思うが
伝統の破壊はやめて頂きたい。

神道の儀式と雅楽は
密接な関係にある。

雅楽に使われる楽器の
篳篥(ひちりき)のリードは
淀川の鵜殿の葦と決まっている。

平安時代と同じ音色。
伝統の音である。

音を言葉として解釈する。
それが日本人。

高速道路建設のため
大阪の宝である
淀川の<葦>をつぶす、
平安の音色をつぶす、
そういう改革ならいらない。

我が国の古名は
豊<葦>原瑞穂国。

コロンビア大学や
ケルン大学にも
演奏団体がある篳篥の
音色が変わることは
神職として悲しいことである。


大阪に住民票があれば
伝統破壊に対して戦うべきだ。

一度途絶えたら
もうあの音色は聞こえない・・・

都議選は僕のミクシィアルバムで
麻生太郎首相と
僕と一緒に写っている
吉住健一議員が当選した。

よかった。
おめでとう!

昨日は
香道<御家流>の組香。
第23代宗家・三条西公彦氏
自ら香元なので緊張する。

今日は菖蒲香(あやめこう)。

5種類から当てる。

証歌は

五月雨に沢辺の真菰水越えて
いずれあやめとひきぞわずらす
      (太平記・源頼政)

実は<聞く>前から
答えは推論では
菖蒲と思ったが、

真剣勝負に出て
敗北(答えはやっぱり菖蒲)。

浮橋や緑風もいいが
解答には<沢辺の真菰>と
書きたかった。

<葦>と<真菰>はほぼ同族。
この敗北は敗北ではなく
伝統文化への気持ち。

ばかかな。

ばかだよね。

でも後悔はしない。

宗家の今日の口伝は
「香席は戦いではなく
楽しむものです。
最終的には歌の意味も感じて
香りを楽しんでください」

次回の香席では
<楽しむ>をテーマにしたいですね。

あと、どうも
鼻にも<利き鼻>が
あるそうです。

源氏物語にも
よく香が出てきますが
光源氏の利き鼻は
どっちなんだろうとか

源氏香52種類を
暗記したいなとか
思ってしまいます。

あやめ香にちなんで
今日は梅酒のお店
<綾梅(あやうめ)>で飲むかな。
写真1
日立駅前!


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まさに日立王国。
いきなり日立のタービン!

写真2
これは日立の工場内です。
<庭>ではありません

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これは
もはや
<森>です。

周りに
30個くらいの
巨大な工場が見えます。。

すべて日立。

でかいっ!

世界各国に
日立製作所はありますが
ここがスタートの地。

小さな工場から
というより<小屋>から
始まりました。

小平波平という人が
裸一貫で始めたのです。

写真3
講演会は会場に人が入り切れず
パイプ椅子が出ました。


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テーマは
「誇りの持てる日本史」

創業者が
<日立魂>と呼んでいた
言葉は
<大和魂>に繋がります。

自分で創る。

依存ではなく
自立を選んだ。

そういうことですね。

僕の担当者の
高橋さんは
技能五輪の担当者。

技能五輪は燃えますね。
若手職人の最高峰。
TVはあまり見ませんが
技能五輪は見ます。

知らなかったのですが
こちらに紹介してくれたのは
志縁塾の大谷由里子さん。

吉本興業で
横山ヤスシ師匠の
マネージャーで
師匠を殴った逸話の持ち主。

むかしの顧問弁護士は
今でも「橋下クンがね」と話す
若き日の大阪府知事。

高橋さんはその関係で
僕の日本史セミナーや
日本<酒>セミナーにも
来てくださいました。

日立本社からも
教育企画部長が
懇親会のこともあり
来てくださったのですが

同年代で巨大企業の
本社部長・・・

うーん
東大卒かな
話しが合うかな

と思いきや
「竹内先生とは
同じ大学で
同じ学部で
同じ学科です」

!!!!!

一緒にいた
人材プロデューサーの
猪木イズムのK先輩も
一緒!

ひさしぶりに
白門談義になりました。

「マイナーな大学なので
学歴で威張ることができないのが
実力主義でいいですよね」など本音トーク。

司法試験や税理士試験に強いです。

スポーツもマイナーなのが強いのです。

僕は射撃部でしたが
鬼の副将<K先輩>率いる軍団は
インカレ(大学選手権)で
 
先輩の在学中の4年間の間に
優勝二回、準優勝が二回ということを

同じ大学の人も
全然誰も知らないのです。

ボート部とか
剣道部とかも強いのですが
知れてないなどと
変な方向で話が弾みました。

野球の阿部と
サッカーの福田くらいかな。
サッカーは日立は
<柏レイソル>だね。

日立の創業時に
竹内姓で
かかわった人では

初代事業所長の
竹内維彦や
竹内亀次郎がいる。

日立の巨大な
工場敷地内の中に
創業者・小平波平は

熊野神社を建立した。

北東の方角にである。

御祭神はイザナギ・イザナミ神。

卓見である。

魔は北東からくる。

京都なら北東に比叡山延暦寺。
江戸なら北東に東叡山寛永寺を

守護とした。

あとイザナギ神は
常陸国多賀郡に住み
高天原としていたという説を
新井白石が書いている。

守りを固めてから
攻める!

そのことを
感じて
自分が講師として
呼ばれたのですが

自分自身も
学びました。

いい1日でした。