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笑顔と子どもをの竹内まさおりです(^^)
一昨日は文教委員会がありました。
まずは議案審議。
保育費用の微調整議案と小中学校体育館への空調設置に関する補正予算がありました。
空調設置に関しては災害時の避難所ともなる学校体育館の環境整備の必要性から、東京都も助成制度を設けるなど、全国的な動きがあります。
本市においては、まずは3校から設置に取り組んでいくとのことでした。
第五小学校、第一中学校、 第五中学校、:平成31(2019)年3月分のリース料123万円。
全18校に設置した場合、リース料と光熱費を合わせて費用は年間1億円ほどになると考えられます。
災害時に備えることは大切ですが、かなりの金額。
また、もっとも築年数が古く建て替えの時期が迫っている第五小学校や五中を先行することに疑問を感じました。
体育館は屋根が高くまた、断熱構造が弱いため、どれほど効果があるのか検証した後に、全校展開への設置を望みます。
次に陳情審議がありました。
今回は、「国に対して、「放課後児童クラブの職員の職員配置基準等の堅持、及び放課後児童支援員等の処遇改善を求める意見書」の提出を求めることに関する陳情」。
現在、学童クラブに関しては、1教室2人以上、そして、資格は教員免許や社会福祉士、保育士などの要件が定められております。
その国の基準の緩和に関して、待ったの意見書を国に提出して欲しいといったものとなります。
確かに、「基準の緩和」と聞けば、不安になってしまうかも知れません。
しかし、学童協さんたちとの懇談会にて発言しましたが、地方のように極端に児童が少ない場合や、また資格がなくても英会話講師など、資格がないけど優れた職員の採用なども可能となりますので、「モニタリング評価の仕組み」を整えることが重要なのではと考えます。
国の基準がなくなる、地方に委ねられるということは、地域のことは地域で決めるという「地方分権化」のなにものでもありません。
意見書の文案に関しては慎重に考えなければと思います。
そして、最後に行政報告が2件。
まずは、小中一貫校について、小中一貫教育あり方懇談会より、施設一体型での整備はしないとの方針が出されました。
ここまで結論が出るのに非常に時間がかかりました。
平成27年度からですので、4年ほどとなります。
平成28年度の私の予算賛成討論を引用しますが、議会内においても、施設一体型の小中学校を望む声はほとんどなかったのではと思います。
ーーー平成28年度予算賛成討論よりーーーー
なお、公共施設等総合管理計画案に関してでありますが、小中一貫校をつくるよりも、コミセンやテンミリオンハウス等を組み込んだ、複合・多機能施設化の方が、世代間交流や地域交流の活性化にも繋がり、子どもたちのためにも、市民のためにもなると、私は考えております。
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同じ属性人たちが集まる単一性の施設ではなく、交流によって、相互作用、補完し合える多機能施設な学校を目指していかなければなりません。
そして、最後の行政報告は、図書館基本計画の中間のまとめについてです。
(貸出冊数の近隣自治体比較)
武蔵野市の図書館は大変優秀で、また市民の読書量も多く、非常に知的な自治体であると言えます。
しかし、安住してはいけません。
例えば、現在、中央図書館の土日祝日の閉館時間が5時までですので、家族連れの方などにご不便をかけてしまっている状況です。
今後、更なる図書館機能の充実を図るべく、計画案に対してパブコメも募集しておりますので、是非ご意見をお寄せ頂ければ幸いです。(12/31まで)