いつもありがとうございます!
笑顔と子どもをの竹内まさおりです^^
先月は常任委員会の視察でしたが、先週は1泊2日で六市競艇事業組合の視察がありました。
全国には24の競走場がありますが、今回は山口県の徳山競走場と広島県の宮島競走場です。
(徳山競走場)
旧徳山市が合併し現在は周南市となりましたが、こちらの競艇場は周南市1市で運営しております。
スタンドの数は3つ。
写真の三角屋根が東スタンドで、左手白が昨年リニューアルしたばかりの中央スタンド、そして上の写真に写っておりませんが、第一コーナー前が西スタンドです。
なぜ3つにスタンドを分けているのかと言いますと、レースの規模や入場者数に応じて、開館を調整しているとのことでした。
そうすれば、警備や光熱費等、ランニングコストの節約ができます。
(明るくきれいな中央スタンド)
(第一コーナー、右手に見えるのが一番人気の西スタンドです。)
そして、こちらの競走場ではモーニングレースを開催しております。
朝早くからエンジン音は大丈夫なのかなと思いましたが、近隣住民の方々も理解して下さったそうです。
比較的住宅が密集していないということと、この町では、動物園など多くの文化施設はこの競艇場からの利益で作られているとのことで、昨年も2億5千万円以上利益が出せたとのことでした。
また、昨年のリニューアル時に、場内に合った芝生広場を入り口を変更することで場外に配置し、子ども向けイベントなど、更なる公益事業に取り組まれているとのことでした。
(場内から場外へ移った芝生広場)
こちらでフットサルもできるそうで、地域還元に力を入れております。
そして、続いては、広島県廿日市市にあります宮島競走場。
(宮島競走場と場外発売所)
こちらは、厳島神社のある宮島行きのフェリー乗り場のお隣という非常にロケーションの良い場所。
(対岸に厳島神社の大鳥居も見えます)
(有料席)
有料席では、国会中継も流れておりました。
(場外発売場)
こちらの競走場は、廿日市市と大竹市の2市で運営しており、ここ何年か利益は出ていなかったそうですが、昨年では徳山競走場と同じくらいの利益が出せたとのことでした。
宮島への観光客は年間450万人にも増加しているそうで、またそのうち外国の方も30万人ほどいらっしゃるそうです。
しかし、なかなか観光客の利用者は少ないようで、特に外国人旅行客もほとんどいらっしゃいらいようでした。
滞在時間が短いのと、近くに宿泊施設もないためナイターレースも中々期待出来ないそうです。
これは非常に残念だなと感じました。
2016年にカジノ法が成立しましたが、既存の公営競技こそ、外貨の獲得を目指す必要があると私は思っております。
一人当たりGDPが25位にまで下がる中、外国人富裕層を狙っていく必要があるのではないでしょうか。
六市事業組合(江戸川競走場)の決算認定では、イギリスのブックメーカーのようにHPの多言語化や外国人の利用者増への取り組みに力を入れるよう提案しました。
江戸川競走場が外国人客の獲得に成功できれば、他の競走場にも波及可能です。
公営競技として、広く市民から理解の得られる更なる公益性を目指していかなければと感じます。