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笑顔と子どもをの竹内まさおりです^^

 

先週の建設委員

会視察報告の続きとなります。

2日目は、山形市の中心市街地再開発事業と、茨城県女川町の復興街づくりについて。

 

山形市の再開発事業に関しては、本市での吉祥寺グランドデザインと同じように、地域の特色を生かしたゾーニングを行っておりました。

 

通行量の減少が進んでいるそうで、街の活性化が課題。

 

しかし、基本的には、民有地であり、事業資金に関しても民間主導でやらなければなりません。

そのため、商業床の需要不足もあり思うように再開発が進まなかったそうですが、首都圏のディベロッパーが手を挙げてくれるなどし、再開発が進んでいるとのことでした。

 

(こちらはセブンプラザの再開発完成予想図)

また、一人暮らし高齢者の雪かきや運転免許証返納による交通問題もあり、商店の上層部に居住を設置するいわゆるコンパクトシティを推進されているとのことでした。

 

詳細は、中心市街地活性化基本計画

https://www.city.yamagata-yamagata.lg.jp/kakuka/shoko/brandsuishin/sogo/chukatukeikaku/gazoufile/keikakuzenbun-2.pdf

 

次に、バスや電車を乗り継ぎ宮城県女川町へ。

女川町は、先の東日本大震災の際、建造物の85.4%が被災という、被災率最大の自治体です。

人口も8.4%犠牲となりました。

 

この7年間での人口減少率も34%と、全市区町村最大であり、人口減少を見据えた新たな都市構造を構築中であります。

 

 

山を切り崩して、盛り土してと、町全体が大きく再興に向け歩み出しておりました。

 

津波で基礎から引き抜かれ倒された交番。

盛り土をしたため、低くなっている。

こちらは、海と駅を繋ぐ新たな街のメインストリート。

ちょうと初日の出が通りの中央から出てくるそうで、グッドデザイン賞も受賞されたとのことでした。

 

女川町まちづくりデザインのあらまし

http://www.town.onagawa.miyagi.jp/hukkou/pdf/20141114_machi_design.pdf

 

移動が多い弾丸視察でありましたが、地方の活性化やまちづくりの重要性に関して考えさせられました。