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笑顔と子どもをの竹内まさおりです^^

 

先週は、中央大学地方議員連盟が立ち上がり初の視察研修会が行われるとのことで、途中日程で参加させて頂きました。

 

久喜市は、平成23年に1市3町が合併し、面積82.41k㎡、人口15万4千人の自治体。

 

まずは、久喜市の議会には、4つの常任委員会と予算決算常任委員会といった委員会があり、予算決算常任委員会の下に、4常任委員会に紐づいた分科会を設けているとのことでした。

 

これは、「1議案は1つの委員会に付託審議」といった原則をクリアするために、分科会方式という手法を取られているとのことです。

 

これでは、3人以下の小さな会派にとっては、分野によって発言する機会が持てませんが、今のところ、特に異論は出ていないそうです。本市では難しい難しいかも知れません。

 

次に、特に力を入れているという議会広報誌作りについて、レクチャーを頂きました。

 

右側の17号が旧型の議会だより

 

改選により新しい議員が増え、その時の広報委員長が改革に熱心だったらしく、一気に変えることが出来たそうです。

 

まず表紙の「くき」というタイトルは、市内の習字クラブの学生さんに書いてもらったり、料理部の学生さんにクッキーで作ってもらったそうです。

 

もちろん、表紙だけではなく中身大幅にリニューアルされており、例えば、議員の採決態度の詳細一覧表を掲載したり、また成人式のシーズンなどには、新成人との対話コラムを載せるなど、広報委員会がカメラを持ち記者活動のような取り組みもされております。

 

そして、一番驚きましたのが、デザインや校正の大部分を、職員ではなく広報委員が担っているとのことです。

 

広報委員会の開催回数はおよそ30回前後と、武蔵野市議会広報委員会のおよそ3倍の頻度!予算がなくてカラー刷りにできないともお話されておりましたが、武蔵野市議会ももっと頑張らなくてはと感じました。

 

次に、平成23年に文部科学大臣賞を受賞した久喜市の「放課後子ども教室ゆうゆうプラザ」について取り組みをお伺い致しました。

 

代表者の方が、「今の子どもたちには、空間、時間、仲間の3つの間が足りていない」と、鋭く指摘されており、友達と遊ぶを組み合わせ、ゆうゆうプラザと名付けたと仰られておりました。

 

この子どもたちの放課後対策は、子どもたちに様々な経験をさせてあげようと、いくつもの講座やイベントが開催されており、その運営をして下さっているのがおよそ2,500人もの市民サポーター!

 

もちろん本市も、市民との連携を図っておりますが、規模が異なります。こちらも非常に参考になりました。

 

そして最後の視察は、埼玉東部消防組合消防局。

(埼玉県の消防は、効率化・財政基盤の強化を図るため、7つのブロックに分かれております。)

 

コンパクトな指令室ですが、なんと、こちらでは119番通報が、5か国語対応(英語、中国語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語)始まったとのことで、実演を拝見させて頂きました。新宿にある翻訳のコールセンターと24時間体制にて、運用されているとのことです。

 

また、他には、救急出動に際しタブレット活用が進んでいるとのことで、受け入れ可能な病院を距離順で一覧に表示させられたり、またポンプ車に関しては、消防水利の表示やその予約などもタブレットから処理できるようにしているとのことでした。

 

なお、埼玉県の消防は東京消防庁とは別組織ですので、取り組みや運用は異なるそうです。

 

かいつまんで紹介させて頂きましたが、非常に濃い研修会でした。

ありがとうございます!