いつもありがとうございます!

笑顔と子どもをの竹内まさおりです^^

 

なかなかまとまった時間が取れず、更新が遅れてしまい大変申し訳ございません。

昨日でようやく第一回定例会も閉会し、無事に平成29年度予算も決まりました。

 

以下、特に意識して頂きたい私の主な質疑をまとめます。

予算審議は款ごとに分かれておりますので、各部署ごとで共有して頂ければ幸いです。

 

■人件費

・被災地への職員派遣や友好都市への職員研修だけではなく、例えば、「長野県下條村」のように、実質公債費率全国1位、出生率2以上、課を4つに統廃合といった、低予算・少人数にて大きな行政効果を発揮している自治体などへの職員研修を行ったらどうか。

 

■総括

・税金を未納している人は、多くの場合、各種保険料も未納している。部を超え、連携して徴収を行えないか。

 

・埋め込み式のダウンライトは光の効率が悪いので、延長ソケットなどで電球の頭を出したらより明るくなり、電球も間引きもできるのではないか。

 

・同じ庁内建物なので、議員向けの返信はがきは、わざわざ切手付きのでなくても良いのではないか。他の自治体はマイナスシーリングで、予算削減に厳しい。

 

・武蔵野市でのマイナンバーカードの普及率が低いのは、市長が何か意図しているものなのか。

 

・いくつもの市政70周年記念事業があるが、お隣練馬区のように、市民からの企画提案は行わなかったのか。

 

・インターネットと通信を掛け合わせたN高等学校というものがある。平均学費は年10万円で、全日制と同じ高卒資格がもらえる。これを活用し、市独自のカリキュラムを組み合わせ、より費用が掛からず、しかし有能な人材が輩出できる新しい高等学校を作ってみたらどうか。

 

■議会費

・常任委員会のウェブ中継を検討している。タブレットを使用したデモ撮影を行いたいが、総務部がペーパーレス会議のため保有しているタブレットでもし余っているものがあれば、部を超え、備品の貸し借りはできないか。

 

■総務費

・市政70周年を記念し、象のはな子をデザインしたご当地ナンバープレートを発行するとのことだが、アールブリュット展とコラボし、障害者の方がデザインされたご当地ナンバープレートを作成した方が、一石二鳥になるのではないか。

 

・市の魅力再発見、発信事業500万円は、商工費での観光振興事業9,000万円と被らないか。(→連携はされるとのこと。)

 

・コミュニティ未来塾などの市民向け講義、セミナー類は動画に記録し、ウェブ上でも多くの人が学べるよにできないか。

 

・海外友好都市との交流団は、海外渡航歴が少ない人を選考した方が行政効果が高いのではないか。

 

・ミッドナイトパトロール(23時~7時)1400万円は、市民への費用説明やニーズ調査、効果測定は行っているのか。

 

・わたしの便利帳800万円は、実際に利用している人はどれくらいいるのか。

 

・せっかく作って頂いた予算委員会等での会派要求資料、データは、市のHPにも掲載したらどうか。また、紙ベースだけではなく、電子データで提示してもらうことは出来ないか。

 

・庁用貸出自転車等管理業務200万円は、監視カメラでもつけておけば、窓口に人はいらないのではないか。

 

・投票区23、ポスター掲示場174か所。効果の薄い場所は減らせるのではないか。

 

・投開票所でのビニールマット、使い捨てではなく再利用はできないか。

 

■民生費

・引きこもりサポート事業525万円、市民こころの健康支援事業315万円の成果は。また、市の図書館にある関連図書のリストを作り、要支援者に配布するといった取組はできないか。

 

・半数以上の認可保育園が定員割れをしているが、定員の何割程度が損益分岐点となっているのか。今後、事業者は大丈夫なのか。

 

・振り込め詐欺対策で電話の自動通話記録機を、高齢者を対象配布とあるが、所得制限を設けた方が良いのではないか。

 

・敬老の福祉の集いは現在、市民文化会館にて1日2回を2日間に渡って開催されているが、高齢者人口増によりキャパシティーオーバーも近い。75歳以上という年齢の引き上げよりも、近所の各学校での開催はできないか。児童、生徒らとの親交も生まれ、お互いに思いやりの心も期待できる。

 

・アンケート調査にて、テンミリオンハウスやいきいきサロン事業に参加したくないと回答している市民が過半数となっているが、理由は把握されているのか。

 

・福祉施設からの食事の宅配サービス1食1200円とあるが、飲食店等、市内の民間事業者を活用すべきではないか。

 

・自動車改造費助成と運転教習費助成の職員業務量は人件費にして、それぞれ26万、17万円と、総事業費の半分以上が助成額ではなく、間接費(事務費)となっている。効率を上げられないか。

 

・生活保護での住宅費扶助は、9億円もある。市有地、低未利用地等を活用し、市が直接アパートを用意した方が経済的なのではないか。(一世帯あたりおよそ年間60万円の支給、一部屋あたり300万円ちょっとでアパートが作れるので、5年ほどでペイできる。)

 

■衛生費

・二酸化窒素カプセル調査は、回数や測定箇所は減らせないか。または、ガイガーカウンターの貸し出しのように、計りたい市民に器材を貸し出すといった資材補給事業は検討できないか。

 

・ごみアプリに、ゲーム的要素は持たせられないか。また、ごみ拾いボランティアの紹介やエコボ機能の追加も検討できないか。

 

■農業費

・市内にはおよそ28haの生産緑地があるが、あと数年で指定解除される。民間に売却されれば多数のマンション開発にも繋がるが、都市農地を守るべく、市として積立金等の対策が必要なのではないか。また、従前の農家保護政策ではなく、市が農地を保有し、最も条件よく借りてくれる農業事業者に公募で貸し出すといったことは検討できるのではないか。

 

■商工費

・観光振興事業1700万円、観光機構のHP改修や案内マップの配布とあるが、自身のHP改修といった手法だけではなく、多くの読者を抱えているアルファーブロガー等に記事を書いてもらうといったことも検討できるのではないか。

 

・消費者生活センター事業の講座は、特殊詐欺対策等ではなく、節約術セミナーなどは検討できないか。節約で頑張っている市民の事例紹介なども。

 

・ごちそうフェスタ500万円。小冊子も作成しているが、効果検証は行っているのか。

 

■土木費

・放置自転車防止指導業務2億円。撤去台数1台当たり4万2千円は高すぎるのではないか。例えば、市内には50ほどの商店会があるので、1団体あたり400万円支給し、公民連携、市民協働が図れないか。元気を出せ商店街事業補助の予算が4000万円しかないので、喜んで引き受けてくれる商店街も多い。

 

・ブルーキャップのパトロール業務に、放置自転車の注意といったことも加えられないか。

 

・緑のボランティア団体事業助成400万円。庭いじりが好きな市民も多いので、広げられる可能性が高い。公園に看板でも建て、広報に力を入れたらどうか。

 

・緑の発信事業180万円。冊子を印刷し配布しているのなら、ウェブにも掲載し閲覧できるようにした方が良いのではないか。

 

■消防費

・武蔵野市だけが、防災協会による防災品販売事業を行っているが、民間ではなく行政がやる必要性は。どうせやるのなら、人通りの多い場所に設置できないか。また、防災推進委員でなくても、市民全体に防災タウンウォッチングを意識してもらうようにできないか。

 

・災害対策用機具機材整備6900万円。食料対策等だけではなく、ストレス対策も必要だと考える。校庭にあるボール倉庫などを開放するなど、ガイドラインの整備はされているのか。

(倉庫や図書館には鍵がかかっているので、ガイドラインの整備は必須)

 

■教育費

・文部科学省「学校保健統計調査」によると、処置完了者も含め、小学校では約5割、中学校では約4割が虫歯となっている。自治体によっては、給食後に歯磨きを実施している学校もあるが、本市においても、そのような取り組みが行えないか。国によっては、虫歯に健康保険が適用されない国もある。家庭によっては子どもの歯磨きをちゃんと見れてあげられていない家もあるので、できる対策はしっかりと取り組む必要がある。

 

・自由大学の寄付講座負担金1000万円。社会人受講生一人当たりおよそ5万円ほどと、公費で9割以上を負担するのは、公平性の観点から課題があるのではないか。また、講座によっては動画で記録し、広く市民に閲覧できるようにできないか。

 

・小学校や中学校で、図書館を活用する際、図書館カードを持っていない児童生徒らもいるので、授業内で作らせてあげられないのか。

 

■特別会計

・健康づくりに関しては、「糖質制限」の視点からの施策も取り組んだ方が良いのではないか。

 

■水道事業会計

・他の部門に比べ、図書費が高額だが精査できる余地はないか。

 

厳しいことも申し上げたかも知れませんが、私になりに、気になった点を述べさせて頂きました。

昨日の懇親会では、「なるほどなと感じた」と言って下さる部長さんもいらっしゃり、武蔵野市の発展、市民幸福度の向上に繋がれればと思います。

 

「もっと良い方法があるのではないか」

 

常に考え続けなければと思います。