いつもありがとうございます!

笑顔と子どもをの竹内まさおりです^^

 

昨日は、農業委員会として、市内の農地パトロールを行って参りました。

まさに、関東で初となる10月で34度越えの日です><

 

 

今年度は、吉祥寺エリアではなく、農地が多数ある境エリアを担当。

農地パトロールは法律で定められており、遊休農地の発生防止や解消、違反転用の防止や早期発見のために行います。

 

 

こちらは、立派なブロッコリー畑、他。

 

市街化区域内の農地は二つに分けられ、生産緑地地区とその他の宅地化農地に区別されます。

 

そして、生産緑地地区の指定を受けると、固定資産税や相続税が減免されます。

そのため、ちゃんと管理されているかチェックが必要となってくるのです。

 

 

しかし、生産緑地地区は500㎡以上で、30年間は農地として利用しなければならないなど、高いハードルもあります。

 

また、いくら税制優遇があったとしても、税金が支払えず、相続の度に農地転用されてしまっているのが現状。

 

写真左手の住宅は、元は農地。

次の相続では、右端の農地を手放ことになりそうなど、笑えないお話をされておりました。

 

しかし、現在、そんな都市農地を保全しようと、平成29年度の税制改正要望として、農林水産省は相続税の納税猶予を訴えております。

 

では、市として、何ができるのでしょうか。

なかなか良い案は分かりませんが、固定資産税のように、相続税を地方税とするよう要望していけば、全部解決できるのではないでしょうか。

 

もちろん簡単にはいかないのは分かっておりますが、更なる地方分権化を実現し、地域の特性にあった街づくりを進めていかなければと感じます。