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笑顔と子どもをの竹内まさおりです^^

先日は、6月の文教委員会における行政報告にて問題となりました大野田小学校の増築工事に関し、委員会にて現況視察に行ってまいりました。

あそべえや学童の見学はありましたが、実際に奥の教室に入るのは初めて。
大野田小の現校舎は2005年完成の新しい建物で、いわゆる「オープンスクール」という廊下と教室の壁がない広々としたユニークな校舎です。



こちらの広い空間がいわゆる廊下的なもので、教室は以下のようになっております。



つまり、廊下の広さが、教室の広さと同じくらいあるのです。

建設時には、「児童が数が増えても、柔軟に対応できる」といった話だったそうですが、なんと、今後の人口推計を鑑みると、平成33年には2教室足りなくなるらしく、校舎の増設を検討しているとのこと。

しかも、その場所は、ビオトープがある場所!



・建設費の問題
・ビオトープ取り壊しに関する問題
・硬直化した学区による生徒数の偏りに関する問題

あらゆる面で、疑問が発生しております。

現在の、大野田小学校の校舎の面積と児童数を周辺校と比べてみますと、
10,891㎡/766人 @14.2(一人当たり面積)

近隣にある4つの学校は、

・第一小学校  4,506㎡/394人 @11.4
・第四小学校 6,202㎡/413人 @15
・第五小学校 5,959㎡/419人 @14.2
・千川小学校 8,061㎡/298人 @27.1

(因みに、児童数最大の桜野小は、9,262㎡/935人 @9.9)

比較しますと、千川小学校は特に一人当たり面積が広いことが分かります。
しかし、これから入学する新入生の学区を変更するとしても、集団下校や地域コミュニティ等の課題も生じてきます。

大野田地区でピークが予想される平成33年は、最大で909人の児童数が見込まれるとのこと。一人当たり面積は@12㎡。

継続的な児童数の増加ではなく、マンション建設等による一時的な増加であれば、さらなる会議室の活用や既存校舎内の改修工事等で2教室分の工夫をすべきなのではないでしょうか。