いつもありがとうございます!
笑顔と子どもをの竹内まさおりです^^

まずは、一昨日のブログに関してでありますが、一部不適切な表現がありお詫び申し上げます。
不規則発言であるヤジを飛ばし発言を遮る行為に対し批判を書かせて頂きましたが、その表現に一部問題がございました。謹んでお詫び申し上げます。

さて、本日で、一般質問、議案上程が終わり、来週からは、委員会審査、そしてそれが終われば採決となります。

市民の皆様の負担が増えないよう、しっかりと審議して参りたいと思います。
ご意見等ございましたら、お気軽にご連絡下さい。


なお、以下、先日行いました私の一般質問の原稿となります。
選挙時に訴えておりました核心のテーマであります。


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件名 ウェブ活用による共助の仕組みづくり及び直接民主制の推進について

 

(要旨)

1、第四次総合情報化計画の期間が平成26から平成28年度となっており、更新の時期を迎えております。本計画は、各個別計画などと整合性・連動性を図り、ICTを活用して、市民サービスの向上、行政事務の効率化、財政改革への貢献、ICTを利活用できる組織・人材の育成を推し進めることを実施目標とされておりますが、情報化の進展により、まだまだ取り組めることは多々あると考えます。そこで、市長に質問致します。

 

A、 本計画の情報化の進展度によりますと、子育て支援(子育て支援サイトなど)が未実施となっており、本計画で施策として取り組むことを計画している、とありますが、現在はどのような状況であるのでしょうか、実施状況をお伺い致します。また、「子育てシェア」といった、子どもの送迎や一時保育をお願いしたい人と引き受けたい人をマッチングするインターネットサービスが評価され始めており、奈良県生駒市では、サイト運営会社と事業協定が結ばれました。その他、横浜市では、子育てアプリを開発し、郵便番号と生年月日を登録してもらい、パーソナライズした情報を提供できる利便性の高い情報サイトを運営しております。そこで、本市においても、公民連携、もしくは独自のサービスの展開によって、共助による待機児童対策及び子育て支援の促進ができるのではと考えますが、市長の見解をお伺い致します。

 

B、 本計画の情報化の進展度によりますと、コミュニティ活性化(地域SNSなど)が未実施となっております。総務省ICT住民参画の地域SNS実証実験事業による、千代田区や長岡市での実験では、利用者が減ってきたなど期待した効果が得られなかったようでありますが、やり方次第ではまだまだ有効性はあると考えます。なぜなら、市から市民への情報提供だけではなく、市民から市への情報提供、または、市民から市民への情報提供といった多面的な情報共有ができるからであります。そうすれば、共助・協働の仕組み作りに必要な、「課題の共有と解決者の創出」も可能になるのではないでしょうか。例えば、千葉市が運営しているSNSでは、市民がまちかどレポーターとして、道路の不具合やごみの不法投棄、街灯の電球切れなど気が付いた地域課題を位置情報と共に写真を添えて共有し、それに対し、行政、または市民が解決しレポートを上げるといった仕組みが構築されております。そして、取り組みに応じてポイントが付与され、地域活動に取り組む市民を表彰するといった、解決者の創出を図る工夫も図られております。また、こういった、まちかどレポーターのシステムは、他にも、世田谷区で取り組んでいるように、おすすめスポットの紹介等、商工業の振興施策として利用されたり、また、災害時には災害レポーターとして、利便性の高い情報共有が可能になります。これはまさに、地域防災計画にもあります「的確な情報伝達の手段の確保」にもなりえるのではないでしょうか。また、ある自治体ではページの一部に簡単なクイズと市内特産品の広告欄を設け、回答者の中から抽選でその産品をプレゼントといったような、利用者・読者を増やす工夫もされておりますが、やり方次第で、地域SNSは非常に活性化するものだと考えます。そこで、是非とも次期計画では「ウェブ上での共助の場づくり」の構築を盛り込んで頂きたいと考えますが、市長の見解をお伺い致します。

 

C、                市民活動促進基本計画によりますと、市民活動のきっかけ、方向性や方法、資金、資源が行政から市民 に提供されるという「傾斜的関係」が課題であると書かれております。そこで、クラウドファウンディングのように、資金が必要な市民活動団体が動画等を活用し、ウェブ上でPRを行い、市民による投票によって補助金が決定するといった水平的な仕組みを構築すれば、傾斜的関係も解決できるのではと考えますが、市長の見解をお伺い致します。

 

D、 国政政党として現在、自民党と公明党がアプリを開発しているのが確認できますが、その中でも、公明党のアプリが双方向性を上手く生かし、アクティブユーザーの多いサイトを構築していると思われます。特に、「あったらいいね政策アンケート」といったコンテンツがあり、誰もが自由に政策を提案し、それに対して、コメントの書いたり、いいねボタンが押せるようになっております。また、ウェブアンケートでは、1,000万件以上の回答が得られ、その結果を政府に提言したとのことであります。こういった仕組みを活用すれば、今まで直接声の聞けなかった一人ひとりの意見も大切にできるのではないでしょうか。紙ベースのアンケートや意識調査では、高齢者や女性の比率が高い傾向がありますが、ウェブ上では、若い世代や男性の割合が多いといった総務省データがありますので、有効な補完機能にもなると考えます。そこで、市民による政策提案及び市民による評価といった仕組みの構築を提言致しますが、市長の見解をお伺い致します。

 

E、 本市では、「むさしのエコボ」という譲りたいものと譲ったほしいものの情報を掲載したリユース掲示板を市内12か所に設置しており、平成24年度からは、スキャンした画像をホームページ上でも閲覧できるようにしております。実際に私も、子供が生まれた時にベビーベッドを譲って頂いたことがあり、むさしのエコボには助けられました。しかし、情報掲載の申し込みははがき等の紙ベースであり、手書きで文字やでイラストを描いたり、印刷した写真をのりで貼り付けたりといった状況で、まだまだICT活用が図れていないのではと考えます。そこで、むさしのエコボの電子掲示板を立ち上げれば、より情報のやり取りが活発になり、リユースの促進にも繋がるのではと考えますが、市長の見解をお伺い致します。

 

 

2、「水の学校」ならぬ、「税金の学校」や「医療の学校」の開設について

 

 本市では、平成26年度より、「よりよい水環境のために、各自ができること、人に伝えたいことを話し合い、市民活動へつなぐこと」を目的とし、水の学校という連続講座をスタートがされました。そして昨年、喜ばしいことに、見事、国土交通大臣賞に選出されました。「私たちの誰もが深く関わり、恩恵を受けている「水」はどこから来て、どこへ行くのでしょうか。暮らしの中の身近な水循環、水を取り巻く様々なテーマを取り上げ、楽しみながら考えを深め行動につなげるシリーズ講座」とのことで、環境啓発として、非常に素晴らしい取り組みだと私も感じます。そこで、是非ともこのような啓発講座を、他の分野にも広げていけるのではと考えます。そこで市長に質問致します。

 

A、歳出が増加し続ける中、財政に関する啓発事業も重要だと考えます。特に、源泉徴収という税制のため、日本では納税者意識が醸成されづらいという課題も挙げられます。そこで、「水の学校」と同様に、私たちの誰もが深く関わり恩恵を受けている「税金」はどこから来て、どこへ行くのか、暮らしの中の身近な税金の循環、税金を取り巻く様々なテーマを取り上げ、楽しみながら考えを深め行動につなげる「税金の学校」というシリーズ講座を開設し、さらなる納税者意識の啓発及び協働による節税の推進を図るべきだと考えますが、市長の見解をお伺い致します。

 

B、医療費が増加し続ける中、医療との関わり方に関する啓発事業も重要であると考えます。また、合わせて、医療行為に関するリスクや効果に関する知識も必要だと考えます。例えば、私自身、以前、健康診断のバリウム検査で誤嚥し、肺炎になりかけたことがございますが、これからは「医者に依存し過ぎない」、「自分の身は自分で守る」といった自覚を身に着けることが大切なのではないでしょうか。そうすれば、タミフルや子宮頸がんのワクチン等の副作用による被害ももっと防げたのではと考えます。そこで、水の学校と同様に、医療に関するシリーズ講座を開設し、医療費の見える化や、情報収集の習慣、強いては、安易な医療サービスの受診回避といった行動につなげる「医療の学校」というシリーズ講座を開設し、健康的で、財政的にも持続可能な社会の創造を目指すべきだと考えますが、市長の見解をお伺い致します。

 

C、現在政府では、消費税10%への増税が検討されておりますが、それに対する市長の見解をお伺い致します。また、もし反対なのであれば、しっかりと声明を出して頂きたいと考えますが、併せて見解をお伺い致します。

 

3、理想的な庁内食堂の在り方について

 

武蔵野市役所の8階には、社会福祉法人武蔵野が運営している庁内食堂「さくらごはん」がございます。こだわりの食材の使用や障害者雇用の創出と、非常に社会性のある食堂で、味も美味しく利用させて頂いております。しかし、残念ながら、職員の利用率が低いのが実情なのではないでしょうか。実際に、周辺自治体の庁内食堂を見て参りましたが、職員の方で大変賑わっており、また、非常に良いコミュニケーションの場・親睦の場にもなっておりました。とある経済番組で、食堂を持たない企業が「部や課を超えてランチをとる社員グループには、補助を出す」といった事例が紹介されておりましたが、非公式的なコミュニケーションは非常に重要であり、現に、「雑談が生産性に繋がる」といった研究データがマサチューセッツ工科大学の研究所からも出されております。そこで市長に質問致します。

 

A、職員談話室等があるとは言え、「節電のために電気が消されている薄暗い部屋で、各々がワーキングデスクで出前を食べる」といったことが多数見受けられるランチタイムは、気分転換も難しく、また、部や課を超えての交流も図りづらいと考えます。市長が考える理想的なランチタイムとはどのようなものであるのか、見解をお伺いします。

 

B,職員にもっと利用される食堂を模索すべきだと考えますが、利用していない人の理由は把握されているのか、市長の見解をお伺い致します。また、もし出前のニーズが高いのであれば、弁当販売を始めれば、さくらごはんの売り上げに繋がると考えますが、併せて見解をお伺い致します。

 

C、お隣三鷹市役所の食堂では、カレー・ラーメン330円、定食450円。同じくお隣西東京市役所の食堂では、カレー・ラーメン400円、パスタ450円、定食500円といった500円前後の価格帯でした。また、食材にこだわっている都庁の食堂においても、カレー430円、ラーメン400円、定食も600円程度でありました。しかし、武蔵野市役所の食堂は小鉢が付くとはいえ、カレー800円、牛スジつけ麺850円、定食980円、そして、中には1,300円ものメニューもあり、庁内食堂としては、他の自治体の倍の水準である1,000円前後の価格帯となっております。これでは、いくらチャリティー的要素のある食堂であるとは言え、若い職員や嘱託職員にとっては特に、ランチとして日常的に利用するのには難しいと考えます。一般市民の方からも価格帯について苦言を言われてしまったこともあり、現に、大手飲食店の口コミサイトの評価も、他の自治体の食堂に負けてしまっている状況であります。このような状況を市長はどのように捉えているのか見解を伺います。

 

4、象のはな子の名誉市民推挙について

 

先月526日、武蔵野市御殿山にあります井の頭自然文化園の人気者、象のはな子が亡くなられました。69歳でありました。「戦争で傷ついた子供たちの心をいやそう」と、2歳半の時にタイより寄贈され、その名前は、戦時猛獣処分によって殺されてしまった「花子」という象に因んで名づけられたと言います。そして、昭和29年、当時の武蔵野市児童福祉協議会の会長や市民らが上野動物園の園長らに嘆願し、やっとの想いで、ここ武蔵野の地への移住が実現したと伺っております。以後、まさに62年間という長きに渡り、多くの子どもたちだけではなく、我々大人たちにも笑顔や元気を与え続けてくれました。私も家族で遊びに行ったことはもちろんのこと、小学校の遠足等、学校の行事においても、武蔵野のアイドル「はな子」に何度も楽しませて頂きました。自然文化園の来園者数は年間70万人前後。実に累計来園者数は数千万人にも上り、親子34代にわたるファンも多いのではないでしょうか。まさに、はな子は、公共の福祉を増進し、また広く社会文化の振興に寄与し、その功績は卓絶であると言えます。

 

そこで、象のはな子を武蔵野市名誉市民に推挙したいと考えます。

 

もちろん、はな子は、人ではありませんが、「動物園の動物」とは一体何であるのかしっかりと認識し、私たち人間の都合を優先させてしまっていることを忘れてはなりません。井の頭自然文化園には、慰霊碑があり、感謝の気持ちを伝えるべく、毎年慰霊祭も行われております。そして、そういった、動物のお墓や慰霊碑は、欧米では珍しい日本独自の動物観とも言えるそうです。動物に対し、「特別住民票」を発行される自治体もございますが、長年、我々の福祉に貢献してくれた動物に対し、我々武蔵野市も、最大限の敬意と感謝を表しても良いと考えます。

タイへの感謝、はな子という名前の由来、動物園の動物の命への敬意と感謝の気持ちを、広く後世に語り継いでいけるよう、国内最高齢の象で、井の頭自然文化園最長飼育期間でもあった象のはな子を、自然文化園の動物を代表し、武蔵野市名誉市民として、市の歴史に残したいと考えますが、市長の見解を伺います。