武蔵野市では、年に4回、定例会(本会議)が開かれます。
そして、各定例会にて、一般質問(市政を質すこと。各議員任意)が行われたり、議案の審議、採択が行われます。(なお、9月の定例会では前年度の決算委員会が、2月定例会では翌年度の予算委員会が組織されます。)
以下、各定例会での、私の【一般質問】と【採決態度】をご報告申し上げます。
また、何か市政に対するご意見等ございましたら、いつでもご連絡をお願い致します。風通りの良い政治を!
■■■平成28年3月 第1回定例会報告■■■
【代表質問】
【議案採決態度】
反対した議案とその理由
・陳受27第13号:武蔵野市職員採用試験等の制度改革に関する陳情
→1~3は武蔵野市では既に取り組んでいる。また、4は法令で定められており適切でないと判断したため。
・陳受27第17号:外国人の扶養親族の透明化とさらなる改善を求める意見書の国に対する提出に関する陳情
→陳述に含まれるような問題は、武蔵野市で生じていないため。
・陳受27第16号:保健所等における動物の殺処分に係る施設見学を義務教育課程に含むことを求めることに関する陳情
→ペットの殺処分は問題であるが、施設見学を義務化するこは現実的でないと判断したため。
・陳受27第11号:年金積立金の専ら被保険者の利益のための安全かつ確実な運用を求める意見書の提出に関する
→経済が衰退し続けている現在、国債運用だけではなく、ある程度の投資を行っていくことが被保険者の利益に繋がると判断したため。
・陳受27第15号:国及び都に動物の殺処分を禁止にすることを求める意見書の提出に関する陳情
→ペットの殺処分は問題であるが、島流しや山間部へ放流を行うことは、現実的ではないと判断したため。
・陳受27第14号:武蔵野市議会における著しく不当な重複趣旨たる陳情の受け付け拒絶等を求めることに関する陳情
→陳述に含まれるような問題は、武蔵野市で生じていないため。
・議案第13号:武蔵野市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
→年収1,000万円前後の既に給与水準の高い部課長の給与表も一括して値上げすることは、市民の理解が得られないと判断したため。
・陳受28第4号:朝鮮民主主義人民共和国への非難激化を見据えた在日朝鮮人の人権擁護の強化を求める陳情
→人権を守ることはもちろん重要であるが、ヘイストスピーチ等、市内における外国人対する人権侵害のような事実は報告されてない。また、この陳受は、陳情を乱発されている市外の方によるもので、市内の実情を把握されていないと判断したため。
・陳受28第8号:武蔵野市職員任用等の改正を求めることに関する陳情
→陳述の内容が全般的に不適であると判断したため。
・陳受27第19号:武蔵野市の緑の保全に関する陳情
→伐採箇所の樹木は隣接している農地にはみ出し、以前より、農業委員会にて日陰が問題視されていた場所である。また、緑の保全はもちろん重要であるが、陳述内容に行政対応し切れない箇所が含まれてると判断したため。
・陳受28第10号:武蔵野市議会議員及び武蔵野市職員による動物殺処分施設の視察を求めることに関する陳情
→動物の殺処分は減らしていかなければならないが、議員や職員に視察を義務化するものではないと判断したため。
■■■平成27年12月 第4回定例会報告■■■
【一般質問】
『市民及び職員への幸福度調査の導入並びに市民が真ん中になる税金の使われ方等について』
1、荒川区等で取り組まれているように、本市においても、「幸福度調査」を行い、幸福を感じられる市政運営が行われるよう提言致しました。
2、紙ベースだけではなく、動画を使った各公共施設の施設案内を行い、利用イメージが伝わりやすいさらなる広報活動に取り組むよう提言致しました。
3、オンライン上に、各自治体の歴史文化を紹介する自治体が出て来おります。そこで、維持経費の高い「武蔵野ふるさと資料館のweb博物館化」を提言致しました。
【議案採決態度】
反対した議案とその理由
・議案第107号:武蔵野市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
→→財政難の中、既に高水準な本市の職員給与を引き上げるべきではないと判断したため。
・議案第108号:平成27年12月における武蔵野市議会議員の期末手当に関する条例
→財政難の中、期末手当を引き上げるべきではないと判断したため。
・議案第109号:平成27年12月における武蔵野市特別職の職員の期末手当に関する条例
→財政難の中、市長らの期末手当を引き上げるべきではないと判断したため。
・議案第110号:平成27年12月における武蔵野市一般職の職員の期末手当に関する条例
→財政難の中、既に高水準な本市の職員の期末手当を引き上げるべきではないと判断したため。
・議案第98号~103号及び付帯決議:武蔵野市民文化会館改修工事請負契約関連議案
→45億円もの大改修は子どもにツケが残り、公共施設の統廃合を検討すべきだと判断したため。
【一般質問】
『多摩26市平均以下の子ども関連予算の改善及びワークシェアリングの導入による1人当たり職員人件費995(939)万円の分散化について』
2、武蔵野市の職員給与水準(ラスパイレス指数)は全国5位で、共済費も含めた一人あたり職員人件費は939万円にもなります。ワークシェアリングの導入により、職員人件費の分散化及び、新規雇用の創出、そして、市民生活をサポートする職員マンパワーの増強を提言致しました。
【議案採決態度】
『次世代に明るい未来を残せる武蔵野市政のあり方等について』
1、若者の政治参加について
若い世代の低投票率改善や、就職、転職、結婚、出産、子育てという人生において重要なライフステージにいる若い世代の声が広く把握出来ていない現状の改善を求めました。
2、若者の地域参加について
約半数世帯が一人暮らしの武蔵野市。特に地域との繋がりが薄い未婚世代やまだ子どものいない働き世代が地域との繋がれが持てるよう、イベント内容や公共施設のあり方について見直しを求めました。
3、子どもの生まれる先進自治体に向けた取り組みについて
財政力はあっても、出生率は低い武蔵野市。結婚支援や、少子化を克服したスウェーデンやフランス、イギリス並の子育て支援を行い、子どもの生まれる先進自治体を目指すよう提言致しました。
【議案採決態度】
反対した議案とその理由
・議案第70号:平成27年6月における武蔵野市議会議員の期末手当に関する条例
→財政難の中、期末手当を引き上げるべきではないと判断したため。
・議案第71号:平成27年6月における武蔵野市特別職の期末手当に関する条例
→財政難の中、期末手当を引き上げるべきではないと判断したため。
・議案第72号:平成27年6月における武蔵野市一般職員の期末手当に関する条例
→武蔵野市の職員の給与水準(ラスパイレス指数)は、全国5位(指定都市及び中核市を除く全1,679市区町村)と高水準。熟考の余地があると判断したため。
・議案第65号:武蔵野市下水道条例の一部を改正する条例
→下水道料金値上げよりも、優先度の低い事業の見直し等、節約によって、既存の予算の中から必要経費を捻出すべきだと判断したため。