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笑顔と子供をの竹内まさおりです^^

先日は仕事前に、吉祥寺東町の法政一校跡地に完成しました「合流式下水道改善施設」の見学会に参加させて頂きました。

地上は公園、そして地下にその施設があります。
(以前消防団のポンプ車で注水した防火水槽が埋まってある公園です。)



この施設は簡単に何かと言いますと、武蔵野市では1時間に2mm以上の雨量を超えますと、下水が溢れ善福寺川に流れてしまっていたので、一時的にその下水をプールするための貯水施設となります。


大きさはおよそ30m角で、全体模型ではこのようになっております。



長年の工事での、騒音や振動の苦情だけではなく、運用後の臭いの懸念など、地元市民からの関心が高かったこの合流式下水道改善施設事業。

臭いの対策では、大きな活性脱臭炭素のフィルター装置がありました。

 


この施設が稼働し始めれば、年100回ほどあった善福寺川への下水もれ(うち改善すべき件数は50回ほど)が、25回ほどになるそうです。

見学してみて、まさか、公園の下にこのような大規模なハイテク施設があるとは思っておりませんでした。日本の技術力に感動するとともに、改めて、先を見越したインフラ整備がいかに重要なのか痛感致しました。

また、この施設、土地代込みで費用50億円とのことです。

まだ市の下水能力には限度がありますので、今、私たち市民が簡単に出来ることは、暴雨時には、洗濯機やお風呂等の水を流すことを控えることくらいかも知れません。

お金も掛からないちょっとした心がけで、税金も自然環境も守っていきたいですね