● 「事実と意見」を、使い分ける

 

こんにちは!

 

生き生きビジネスコーチ/GFサポート代表の

竹内です!

 

 

「相手の言ったことを丸呑みにして、

痛い目にあった、、」

 

 

なんて経験は、ありますか?

 

 

できれば、こう言ったことは

回避したいですよね。

 

 

こういう時って、

どうやったら、防げるのでしょうか?

 

 

こういったケースだけでなく

全ての会話において、

 

 

会話の問題が

起きづらくなる方法があるので

 

 

それを今日は、

お伝えしたいと思います。

 

 

ということで、今回は

「事実と意見を、使い分ける」

という話をしていきます。

 

 

まず、人との会話には

「事実と意見」が、必ず存在します。

 

 

事実とは、

 

「誰がみても、同じように認識できること」

 

です。

 

 

この、

「同じように」というのが

ポイントで、

 

 

100人いたら100人が、

同じ認識でなければいけません。

 

 

例えば、

 

・これは赤です

・あの動物は犬です

 

 

他には、

 

・テストで、100点を取りました

・売り上げが、先月、120万円上がりました

 

とかです。

 

 

これが、「事実」となります。

 

 

そして、意見とは、

これ以外の会話の「全ての内容」です。

 

 

例えば、

 

 

・これは赤です

→燃えるような真っ赤な、赤です。

(見え方に、個人差ある)

 

 

・あの動物は犬です

→大きい犬です

(何と比べて?)

 

 

・テストで、100点を取りました

→100点を取るのは、すごいことです

(100点が、当たり前の人もいる)

 

 

・売り上げが、先月、120万円上がりました

→売り上げが上がることは、嬉しいことです

(嬉しくない人もいるかも知れない)

 

 

などです。

 

 

何となく、イメージは湧きましたでしょうか?

 

 

そして、この「事実と意見」の

使い分けが、かなり難しいのです。

 

 

まず、普段の会話を思い出して

欲しいのですが、

 

 

一般の人は、

「9割」意見で話しています。

 

 

事実ベースで話すのは、

普段から事実を使うことになれている人で

 

 

業種で言えば、

 

・研究者

・学者

・経営コンサル

 

とか、この辺りになると思われます。

 

 

そして、大体の人が

 

「意見を、事実のように話してしまう」

 

と思います。

 

 

・赤色って、情熱的で良いですよね!

 

・犬は、怖いですよね!

 

・100点は凄いと思います!

 

・売り上げが上がったから嬉しいですよね!

 

とかです。

 

 

事実と意見という

考え方を知らないと、

 

 

大抵が、勢いに負けたり

立場で言い返せなかったり、

こちらも事実と思い込んでしまったり、

 

 

と、痛い目を見たりします 泣

 

 

そんな時に、どうやって

見分けるかを書いてみます。

 

 

まずは、意見から言うと

 

 

〜だと思います。

〜だと感じます。

〜だと考えます。

〜かもしれません。

〜可能性があります。

 

 

とかが語尾につくと、

意見となります。

 

 

相手の語尾についていなくても

つきそうなら意見です。

 

 

普段の会話で、

意識すると分かるようになると思います。

 

 

そして、そうやって

観察してみると

 

 

「大体が意見」だというのが

分かって頂けると思います。

 

 

では、

「事実」の見分け方も

書いてみます。

 

 

それは、証拠があったり、

証明ができるものです。

 

 

例えば、

 

「犬という動物は、哺乳類だ」

というのは、調べれば証明ができます。

 

 

「目の前の花が、赤色」

というのも、証明が出来ます。

 

 

そういった、ものは

「事実」と認定されます。

 

 

ですので、事実とは

 

 

研究の発表を引用したり、

数字を用いたりすることが多いのです。

 

 

この前提を踏まえた上で、

 

 

普段の会話を、ノートなどで

「事実と意見」に分けて書いてみると

認識できるようになると思います。

 

 

最後に、

 

「なぜ、事実を意見のように言ってしまうのか」

 

を書いてみます。

 

 

これは、ダニエルカーネマン

という学者が言ったことですが、

 

 

「人は、出された質問が難しいと、それを簡単な質問に置き換えてしまう」

 

という、脳の癖があるとのことです。

 

 

 

例えば、

 

 

現在の生活はどれくらい幸福か?

→今、自分は気分が良いか

 

半年後の大統領の支持率はいくつくらいか?

→大統領は人気があるか?

 

高齢者を騙した詐欺師には、どれくらいの刑罰が妥当か

→金融詐欺にどれくらい怒りを覚えるか

 

 

とかです。

 

 

これは、会社勤めしている人なら、

上司と部下の会話で、想像できると思います。

 

 

上司:

お客さんに訪問したけど、

結果はどうだった?

 

 

部下:

私的には、行けそうだと思ったんですが、

相手が、他の会社の話をして、

もしかしたら、自社製品に問題があるかも知れません。

 

 

と、事実を報告せず

質問を脳内変換して、

意見を言ってきたりとかですね。

 

 

そして、その後も

「意見」がずっと続きます。

 

 

これの対処法も、先ほどと同じで、

 

 

・記録する

・動画を残す

・メモに書きながら話す

 

 

などをして、見ながら会話を

すると訓練になります。

 

 

そうすると、

お互いに「何が問題」かが分かり

フィードバックしやすくなると思います。

 

 

ということで、今回は

「事実と意見を、使い分ける」

という内容で、書いてみました。

 

 

いきなり、完璧に

使い分けなくても大丈夫です。

 

 

そんな人は、いないので 笑

 

 

ただ、何か発表をするときや、

何かの取引をするときなど、

 

 

これが、できると説得力や

安心感が出ると思うので、

是非、使ってみてもらえればと思います。

 

 

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