● 他力本願する
こんにちは！
生き生きビジネスコーチ/GFサポート代表の
竹内です！
「他力本願に、期待するしかないな、、」
なんていうシーンを、
スポーツで見ます。
これは、順位や勝率で
自分のチームの結果が出てしまって、
「相手が負ければ優勝する」
みたいな時に使われます。
ただ、これって
本来の他力本願の意味からは、
ずれています。
では、本来の意味とは？
ということで、今回は
「他力本願する」
という内容で、書いてみたいと思います。
まず、
「自力と他力」という言葉が
ありますよね？
これって、どちらも
「仏教用語」となります。
ただ、自力に関しては
ほぼ、現代で使われている言葉の意味と
同じなのですが、
他力に関しては、
意味が、ずれていってしまいました。
ずれた理由は、
わかりませんが、、
では、先に
一応、「自力」から説明していきます。
自力とは、「自力作善」とも言い、
「自分の力で、何かを成し遂げる」
という意味です。
これって、一見
良い意味に感じます。
ただ、考え方によっては
危険ですよ、とも言われています。
例えば、
理想が大きくなればなるほど、
自分一人で、何かを成し遂げるのは
難しいですよね。
ですので、意味合いとして、
自責の念で頑張ったり、
努力する姿勢は良いけど、
ある程度のところまで行ったら、
自力ではなく、他人と協力して行きましょう、
というようなイメージがあります。
※自力は、自意識であり
全て、捨てた方が良いという考え方も
あります。
では次に、
「他力」ですが
これが
「他力本願」という言葉に
なります。
実は、他力本願とは
「他人の力」ではなく、
「阿弥陀如来の思い」
ということになります。
阿弥陀如来は、
「人間が頑張っても、報われない」
ことが、悲しいと思い
「みんなが、極楽に行けるようにと願った」
ということです。
では、
「何もしなくても、極楽に行けるの？」
と、なると思いますが、
仏教を信仰すれば、
行けるということになります。
もちろん、仏教では
「何もしない」という教えはなく、
悟りを目指したり、
善行を積むということをしていく、
という教えになります。
そして、ここからは
私の解釈になりますが、
他力本願とは、
「神様がみているから、
他人のために頑張ったり、良い行いをしよう」
というイメージで捉えています。
人間は、動物と違い
「理性」があります。
本能だけでなく、
理性というものの必要性は
「自制する」
ということもありますが、
それよりも、
「他人のために、行動する」
ためでないかと思っています。
ただ人間は
欲や本能に弱いので、
「神様が見ているから、ちゃんとやろう」
みたいなイメージです。
ついでに、私の
「神様自体のイメージ」は、
「なんでもやってくれる訳ではないけど、
悪いようにはしない」
というイメージでいます。
ホイホイ手伝ったりしないけど
本当に困っ時には助けてくれるし、
自分が頑張っていれば、
なんだかんだ良い方向に向かわせてくれる。
みたいな感じです。
結構、ライトに考えています 笑
ということで、
他力本願とは、
「相手のために頑張れば、良いことがあるよ」
という回答になります。
※軽く聞こえますが、気のせいです 笑
途中からは
ほぼ私の解釈ですが、
意味としては、
決して、他人に頼るのは
悪い訳でもないし、
ただ、その為には
自分も、相手のために頑張る気持ちを持とう。
というイメージで良いと思います。
最後に注意点ですが、
他人のために頑張ることは、
「自分を傍（わき）に置く」ということでは
ありません。
自分の欲を捨てたり、
やりたいことを我慢してまで、
相手のために尽くすのは
私は、お勧めしません。
どちらかが、辛いのは意味がなく、
お互いが、幸せであるべきだと考えます。
ということで、今回は
「他力本願する」
という内容で書いてみました。
神様がいるかとかは、
今のところ科学では解明できません。
なので、自分の都合の良い
解釈で良いと思います。
是非、言葉も存在も
良い意味で考えて、
前向きな人生を、送っちゃいましょう！
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