●  エゴの本来の意味と、活用法

 

こんにちは!

 

生き生きビジネスコーチ/GFサポート代表の

竹内です!

 

 

「あんたって、エゴが強いよね」

 

 

って、言われると、

何となく嫌な気分になりますよね。

 

 

ただ、

 

「あなたは、意見がしっかりしてるね」

 

 

って、言われても

そんなに嫌な気はしないと思います。

 

 

どちらも、世間でいう

「エゴ」というものを

指して伝えています。

 

 

「じゃあエゴって、要するに何なの?」

 

 

ということを、

今回は書いてみようと思います。

 

 

まず、最初に出した

「エゴが強い」という例文ですが、

 

 

これは、

「エゴ」という言葉よりは、

 

 

「エゴイスト」という

言葉のニュアンスが、強いと思われます。

 

 

「わがまま」とか「自己中」とか、

そういうニュアンスですよね。

 

 

ただ、本来の

「エゴ」という言葉は、

 

 

心理学的には、

「自我」とか「自意識」といった

意味になります。

 

 

「意見がはっきりしている」は、

「自分のエゴを、理解している」とも言えます。

 

 

「自我」という意味で考えれば、

エゴに良い悪いは、ありません。

 

 

何なら、人間全員が

持っているものなので

 

 

「良いも悪いも、全て含む」

という風にも言えます。

 

 

では、なぜ

「エゴは悪いもの」というイメージに

なりやすいかと言うと、

 

 

「自意識が、自分に向きすぎているから」

ということになります。

 

 

先ほど言った

エゴイストの話でもそうですが、

 

 

・自分の意見を通したい

・自分のやりたいことだけしたい

・不安だから、自分を証明したい

 

 

などが、強く出ると

「あいつはエゴが強い」

となります。

 

 

ただ、実は

先ほど伝えた通り

 

 

「他人のための行動」

もエゴなのです。

 

 

「相手を助けたい」って

自意識で感じますよね?

 

 

例えば、仏教は

 

・大乗仏教

・小乗仏教

 

とありますが、

 

 

大乗とは、

「人類全体を救う」という

イメージに対し、

 

 

小乗とは

「まず、自分が幸せになる」

というようなイメージです。

 

※私は、どちらかを

否定している訳ではありません

 

 

これを見ても分かるように、

 

 

自分を守る、優先する意識が強いと

「エゴが強い」と思われてしまいます。

 

 

ただ、問題は

 

 

「自分が、そう思っているかは

なかなか気づかない」

 

 

ということです。

 

 

そして、

これを解決する方法は、

 

 

「自分を観察する」

 

というのが有効です。

 

 

 

仏教でも、

「瞑想」という文化が

あるように

 

 

自分を見つめることによって、

「エゴが、どの方向に向いているか」

分かります。

 

 

まずは、

「自分が、何を考えているか」を

一日振り返ったりして観察すれば、

 

 

「普段考えていることの、自分と他人の割合」

が分かると思います。

 

 

そして、

バランスが重要なので

 

 

その割合を、

気持ち的には「50:50」くらいの

バランスで、意識すると良いと思います。

 

 

バランスを

変えていく方法としては、

 

 

「自分への意識」が強い人は、

他人に助けられている部分を

想像すると良いです。

 

 

・ご飯を作ってもらっている(外食でも)

・話を聞いてもらっている

・手伝ってもらっている

 

 

とか、何でも良いので

実感してみると良いです。

 

 

他者に目が行き過ぎて、

「自己犠牲」になっている人は、

 

 

自分の欲求を、

見つめてみると良いです。

 

 

・自分自身は何がしたいか

・子供の頃の夢は何か

・楽しいことは何か

 

とかです。

 

 

そうすると、

自分に意識が向いてくると思います。

 

 

最終的には、

まずは、自分が満たされ、

 

 

だんだん、自我が

外に向いていくのが、

 

 

「自我と貢献」が、

リンクしている状態だと思います。

 

 

そこを目指して、

まずは、偏っている部分を

修正できれば良いのでは、と思っています。

 

 

ということで、今回は

「エゴの本来の意味と、活用法」

という内容で書いてみました。

 

 

あなたは、

どちらのバランスが強いですか?

 

 

意識して、

もう一方も取り入れると

生きやすくなります。

 

 

是非、試してみて下さいね!

 

 

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