●  「それ、知ってる」問題

 

こんにちは!

 

生き生きビジネスコーチ/GFサポート代表の

竹内です!

 

 

「それ、知ってる」

 

 

何かを人に教えたときに、

こう言われると、寂しくなりますよね。

 

 

理由は、

「言葉の受取拒否」みたいな

気持ちになるからだと思います。

 

 

知っていても、

態度で「へー、そうなんだ」と

 

 

大きくうなづいたりすれば、

問題は減るかも知れません。

 

 

ただ、この

「私は知っている問題」は、

 

 

もう少し深いところにも

問題があると思っていて、

 

 

その人の、

「学びのスピード」が落ちるなと

感じています。

 

 

というこで、今回は

「それ、知ってる問題」

という内容を、書いてみようと思います。

 

 

まず、「知っている」

という状態は、

 

 

どういう状態でしょうか?

 

 

これは、意味を知るより

比較をした方がわかりやすいので、

 

 

「よく使われる例」を出してみます。

 

 

一般的に、人の成長段階は

 

・知る→分かる→出来る→教えられる

 

みたいな感じで言われます。

 

 

これで見ると、

「知る」はスタート段階ですよね。

 

 

まさに、知っただけの状態。

 

 

例えば、

中国の偉人の孔子が残した

「論語」を知っていても、

 

 

話せ、と言われたら

難しいですよね。

 

 

ここで、

次の「分かる」という

段階に入るのですが、

 

 

「理解する」という認識で

良いと思います。

 

 

理解していれば、

話しやすそうですよね。

 

 

例えが、論語にしてしまったので

多少、ヘビーな感じになってしまいましたが、

無理やり続けます 笑

 

 

「論語を理解する」となったら、

相当大変だと思います。

 

 

ただ、論語などの専門的な

ことではない場合、

 

 

大体の人は、

普段使うような言葉は、

 

 

「理解している」という

認識だと思います。

 

 

ただ実は、その理解に

「個人差」があると言うことです。

 

 

例えば

「野球で、ヒットを打つ」とかで

考えても、

 

 

言葉にすれば、

「ボールにバットを当てる」

とかに、なるのですが、

 

 

凡人と、

元メジャーリーガーの

イチロー選手の理解で比べたりすると、

 

 

「果てしない差」があります。

 

 

 

 

そして、さらに

次の段階の「出来る」となったら、

 

 

めちゃくちゃ大変なのが

分かると思います。

 

 

論語の実践も、

野球が、イチローレベルになるのも

大変そうです。

 

 

もちろん、

内容や、どこまで目指すかによって

「出来るの判断基準」も変わります。

 

 

 

野球で例えると、

草野球か、日本のプロか、アメリカのプロか、でも変わってきますよね。

 

 

では、最後の

「教えられる」ですが、

 

 

これは、

 

・知っていて

・理解していて

・実践も出来ている

 

状態でないと、難しいということです。

 

 

理解の段階でも、教えることは

出来る気もしますが、

 

 

経験していないと

 

「教える相手への影響力が違う」

 

と思われます。

 

 

悟りを開いた孔子が教える論語や、

アメリカで結果を出し続けたイチローが

教える野球では、

 

 

一般の人が教えるものとは、

全く違うことが想像できます。

 

 

と、ここまでが

「成長の4段階」であります。

 

 

次は、

 

言葉の理解を強化し、

さらに深い段階へ進む方法

 

を、私なりに書いてみます。

 

 

ちょっと抽象的な説明に

なりますが、

 

 

自分が知っている

言葉を深めるために、

 

 

色々な経験を自分でしたり、

人から話を聞いたりすることで、

 

 

さらに、

「その言葉の意味が深まっていく」

と、感じています。

 

 

例えば、

「コミュニケーションスキル」

という言葉を例にすると、

 

 

最初は、

「上手く話をする技術」だと

認識していたとします。

 

 

それを、

たくさん本を読んで学びを

深めたら、

 

 

「信頼関係を築く技術」

 

 

という内容も、プラスされるかも

知れません。

 

 

そして、

ソフトバンクの孫正義さんのような、

偉大な成功者から話を聞いたら

 

 

「相手を感化する力」

 

 

と、意味そのものが

変わってしまうかも知れません。

 

(例えなので、孫正義さんが、

そういうかは分かりません、、)

 

 

ということで、どんどん

「自分が知っている言葉が、バージョンアップする」感覚があります。

 

 

これは、

勘違いしてはいけないのが、

 

「自分の正しさを強化する」

 

ことでは、ありません。

 

 

自分の「知っている」を強化するために

人からのアドバイスを聞いてしまうと、

結局、「知っている」で止まってしまいます。

 

 

そうではなくて、

「相手から影響を受ける気持ちで聞く」

と言うことです。

 

 

尊敬できる相手なら、

信じる気持ちで聞いても良いですし、

 

 

苦手な人なら、

疑う気持ちでも良いです。

 

 

とにかく、

自分の言葉を深めるために、

 

 

人から話を聞いたり、

行動に繋げたりすることで、

成長が加速します。

 

 

これは、結構

出来る人と出来ない人で

成長のスピードが変わると思います。

 

 

ということで、今回は

「それ、知っている問題」

について書いてみました。

 

 

これを読んでくださっている方は、

きっと素直な方が多いと思います。

 

 

是非、新たな視点を手に入れたと思って

実践して頂ければと思います。

 

 

応援してますので、

頑張ってください!

 

 

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