● 褒めると感謝の違い
こんにちは!
生き生きビジネスコーチ/GFサポート代表の
竹内です!
「上司が褒めてくれないんです、、泣」
これは、私が経営している整体院の
スタッフから言われたことです。
この話を聞くと、一瞬、
上司が悪い気がしますが、
この考え方自体も、良くない気がしたので
それをシェアしてみます。
まず、褒められたい
という欲求ですが、
「自分自身を愛せていない」
というところから、来るケースがあります。
一番分かりやすいのが、両親から
何かをやった時に
「頑張ったね、えらいね」
と言われてきたケースです。
これは、
・何かをやった、成功した
→褒められる
・何かをしなかった、失敗した
→褒められない
という、刷り込みがされます。
要するに、「条件付けの愛」なんですよね。
これは、親が子供に
言うことを聞かせるには
楽なんですが、
子供からすると、
「褒められるためにやる」
という、依存を生みます。
しかも、褒められるというのは
脳で言うと報酬系に当たるので、
中毒性があります。
ドーパミンというホルモンが出て、
その場はテンションが上がりますが、
切れると、
「もっと欲しい」と
なるんですね。
もちろん、
褒めること自体は
良いことですが、
こう言った面も
あると言うことです。
では、代わりに何が良いかと言うと、
「感謝」
です。
感謝も、
相手が「感謝が欲しい」と
依存を生む可能性もありますがが、
感謝をする側の人間が、
見返りなくすれば、その可能性は
限りなく減ります。
「ありがとう」という言葉も、
行為にも言うことは出来ますが、
褒めるよりも、
「無条件の愛」
に近いのです。
イメージとしては、
・何かをやって、ありがとう
・何かをやらなくても、ありがとう
・いてくれるだけで、ありがとう
と言うような、
「相手の存在自体を認める」
ことが出来るからです。
語源としても、
・有難い→あるだけで、素晴らしい
的なニュアンスがあります。
なので、依存性が少ないのですね。
出るホルモンで見ても、
オキシトシンやセロトニンが多く出ます。
オキシトシンは、
母親の愛情、スキンシップ
などで出るホルモンですし、
セロトニンは、
リラックスしているときに
出ます。
緩やかな幸せですよね。
ということで、
「褒めるよりも、感謝をしましょう」
と言う内容でした。
私の会社の行動指針にも
「感謝」は、入っています。
今回はスタッフが、大事なことに
気づかせてくれてシェアが出来て
感謝ですね 笑
と言うことで、今回は
「褒めると感謝の違い」について
書いてみました。
参考になれば幸いです。
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