●  不安を味方につけろ!

 

こんにちは!

 

生き生きビジネスコーチ/GFサポート代表の

竹内です!

 

 

「お腹が痛い気がするから、学校休もうかなー」

 

 

なんて、お母さんへの言い訳を

考えたことって、一度や二度じゃないですよね。

 

(書いている私は、皆勤賞でした 笑)

 

 

これは、熱でもなんでも一緒なのですが、

要するに学校を休みたい訳です。

 

 

なんで、休みたいかっていうと

「行くことに不安があるから」

なんですね。

 

 

今回は、その

「不安の正体と、不安を味方につける方法」

を、考察したいと思います。

 

 

まず、

最初に抑えておきたい

ポイントは、

 

 

「恐怖と不安を、分けて考える」

ということです。

 

 

なぜかと言うと、

対処方法や考え方が、違うからですね。

 

 

では、両者の違いを

4つの視点から、説明します。

 

 

1、具体性がある

 

 

例えば、学校を休む例で、

お腹が、本当に痛いとか、いじめられている

とかなら、恐怖です。

 

 

お腹が痛い気がするから心配だ、

は、不安ですね。

 

 

2、合理的に解決できる

 

 

恐怖の場合は、お腹が痛ければ薬で治すとか、

いじめっ子がいなくなるとか、

対処ができますよね。

 

 

なんとなく不安は、

薬では治りません。

 

(精神薬とかは、今回、省きます)

 

 

3、終わりと始まりが明確である

 

 

実際に、腹痛だったら、

治れば終わりですね。

 

 

ただ、

「お腹が痛くなりそうだな」と言う気持ちは、

終わりが予測できません。

 

 

4、持続性がある

 

 

3番に近いですが、

例えを変えると

 

 

ライオンが目の前にいたら恐怖で

完全に去ったら、感情は消えますが、

 

 

戻ってくるのでは?と思い続ける限り

不安は続きます。

 

 

ということで、

めちゃくちゃ簡単にですが、

恐怖と不安を分けてみました。

 

 

では、次に

不安は無い方が良いのかと言うと、

 

 

「必ずあったほうが良い」

 

 

と言うことになります。

 

 

原始人の時代から、不安感情がなければ、

無理をしたり、安直な道を選んで、

絶対、滅んでいますからね。

 

 

勢いで、食料を全部食べちゃおう!

イエーィ!

 

 

みたいなのは、まずい訳です 笑

 

 

では、どうやって

不安と付き合っていくのがベストか

と言うことですが、

 

 

まず先ほどの定義で言うと、

不安は、具体的にはなっていない

と言うことでしたよね。

 

 

例えば、日本の不安の代表は、

「地震」や「津波」かと思われます。

 

 

これが、具体的になるかは

神様しか分かりません。

 

 

でも、対処しないのも

不安ですよね。

 

 

なので、お勧めとしては、

 

「対処を、したら忘れる」

 

です。

 

 

やり方は、まずは最初に

不安を全部、紙に書いてみます。

 

 

紙に書いた段階で、

見える化されると、少し安心します。

 

 

なぜかと言うと、不安の多くは

起きないことが多く、

それが確認できるからです。

 

 

次に、

そこから気になるものを

ピックアップして対処します。

 

 

地震の例で言えば、

 

・引っ越す

・貯金を貯める

・備蓄をする

 

など。

 

 

そして、対処して、

書いた紙に線を引いたら

もう忘れるようにしてみます。

 

 

仕事のタスクと同じで

線を引けば、結構スッキリします。

 

 

ここで、もう一つ対処について

補足してみます。

 

 

それは、

「対処したいかどうかを判断する」です。

 

 

実は、不安に対処することは、

安心できるという以外にも

メリットがあります。

 

 

それは、

 

心理学的には、

不安は乗り越えると達成感に変わる

 

と言うのがあります。

 

 

例えば、分かりやすい例で言うと

 

ジェットコースターなどは、

不安を大きく感じている人ほど、

乗り終わった時の快感が高いです。

 

 

これと、同じで

 

人間は不安だと感じたものを

潰していくと、達成感を味わえるように

出来ています。

 

 

これをうまく使って

不安をゲームのように潰していくのは

アリかと思います。

 

 

経営者が、売り上げを求めるのも

同じ心理でしょう。

 

 

ただ、やりすぎると

中毒になる可能性もあるので、

ほどほどが良いと思います。

 

 

安心と不安の

バランスが重要ですよね。

 

 

最後に余談ですが、

 

 

心理学者のアドラーは、

 

「人が、ひとたび人生の困難から

逃げ出す方法を獲得すれば、

 

この方法は、

不安をつけ加えることによって

強化され、確かなものになる」

 

ということを、言っています。

 

 

これは、どういうことかと

言いますと、

 

 

評価で考えると

分かりやすいですが、

 

・テストで悪い点を取ると、親に怒られる

・会社で失敗すると、上司に詰められる

 

など、

 

 

何か、自分自身を

否定されるようなことを想定すると、

不安感情が生まれて逃れたくなる。

 

 

と言うことです。

 

 

これは、相手に

劣等感を植え付けられた結果、

起こってしまうのですが、

 

 

ここで、逃げると逃げ癖がつく

みたいなイメージです。

 

 

結構、マッチョな思考ではありますが、

結局、辛いことを乗り越えて成長するのが

人間と考えれば、

 

 

考え方を変えて、

 

「この事実は、不安とは関係ない」

 

と割り切って、一回挑戦するのも

アリだと言うことです。

 

 

もちろん、先ほど書いた通り、

 

「やるか、やめるか決断する」

 

のも重要ですし、

 

 

相手の理解がなければ、

無理なこともあると思います。

 

 

ですので、主観ではなく、

客観的に見て決めていただければと

思います。

 

 

ちなみに、時間軸的にも

 

・恐怖=主観(目の前に来ている)

・不安=客観(起こると想定している)

 

という部分でも、分けて考えられますよ。

 

 

ということで、今回は

「不安を味方につける」

と言う内容で書いてみました。

 

 

何度か、書きましたが、

 

・無理は、しない

・余裕があったら、やってみる

 

くらいで良いと思います。

 

 

私は、いつでも応援しています。

 

 

是非、頑張ってくださいねー!

 

 

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