● どこまで、人のふり見て、我がふり直せるのか?

 

こんにちは!

 

生き生きビジネスコーチ/GFサポート代表の

竹内です!

 

 

「平日の昼間っから、ゴロゴロ〜ゴロゴロ〜。

 

あ〜あ、ササっと書いた落書きが、一億円で売れないかな〜。」

 

 

と、某芸人のネタで、

現実逃避を楽しんでいる人は

私の他に、いませんか?

 

 

今回は、

こんな美味しい話の後に

どんでん返しを受けた

 

 

「ある国」の話を、

したいと思います。

 

 

ということで、今回は

 

「どこまで、人のふり見て、

我がふり直せるのか?」

 

という内容で、お送りしたいと思います。

 

 

まずは、突然ですが

 

「たった数年間で、栄枯盛衰を味わった

一つの小さな国の物語」

 

について書かせてください。

 

 

「君は、ナウル共和国という国を、知っているか」

 

 

この国は、オセアニアの方にある国で、

広さは、品川区と同じくらい、

世界で3番目に小さい国です。

 

 

ただ、

 

GDP(国内総生産)が、

一時期、日本の二倍という

「とんでもない金持ち国家」

 

だったのです。

 

 

なぜそうなかったかを、

少しお話しさせてください。

 

 

この国は、1870年代までは

漁業と農業に従事して、

 

 

「貧しくも、つつましく生きる“地上の楽園”」でした。

 

 

1890年代に入り、島全体が、

アホウドリなど「海鳥の糞」が

堆積された地質で、出来ていることが判明しました。

 

 

アホウドリの糞から取れる

「リン鉱石」とは、

 

 

肥料として、

たいへん貴重なものでした。

 

 

国が、ほぼ全てリン鉱石から

出来ていると言っても

過言ではないナウルは、

 

 

それを売りまくって、

貧困国から、一気に世界トップレベルの

経済大国になったのです。

 

 

その内容はと言うと、

 

 

・医療費もタダ

・学費もタダ

・水道・光熱費はもちろん税金までタダ

 

 

・生活費を全額支給

・新婚には一軒家を進呈

 

 

・リン鉱石採掘などの労働は、

 すべて外国人労働者に任せる

・国民はまったく働かない

 

 

という、とんでもない国力です。

 

 

その結果、

国民は、ほぼ公務員(10%)と

無職(90%)だけとなり、

 

 

「毎日が日曜日」という

“夢のような時代”が30年ほど、

続くことになりました。

 

 

ただ、分かると思いますが、

 

 

そんな状態が一生続くとは

到底思えませんよね。

 

 

資源も、無限にあるわけではないですから。

 

 

30年余りで、アメリカより裕福だった国は、

また、「最貧国」へと逆戻りしました。。。

 

 

そこで失ったものはお金だけではなく、

 

 

全国民の90%が肥満、30%が糖尿病という

「世界一の肥満&糖尿病大国」になりました。

 

 

そればかりか、精神まで蝕まれて、

勤労意欲が消え失せ、

 

 

そもそも「食べるためには働くのが当たり前」

という、認識すらなくなっていきます。

 

 

 すでに20年も前から、

「リン鉱石が枯渇するだろう」と

予測されていながら、

 

 

ナウルの人々は

何ひとつ対策も立てず、努力もせず、

 

 

ただ、「日々を自堕落に

生きていくことしかできない民族」と、

なっていったのでした。

 

 

一番の問題は、もはや二度と

 

貧しくもつつましく生きる

“地上の楽園”に戻れなくなった、

 

という事実です。

 

 

経済が破綻したときに、

彼らが考えたことは

 

 

「夢は終わった。我々はふたたび額に汗して働こう」

 

 

ではありませんでした。

 

 

すでに精神が蝕まれ切っていた

彼らが考えたことは、

 

 

「どうやったら、これからも働かずに食っていけるだろうか?」

 

 

でした。

 

 

と、ここまでが

「ナウル共和国の盛衰の話」

になります。

 

 

、、これって衝撃的ですよね。

 

 

私は、この国を知ったときに

まさに「現実は小説より奇なり」と思いました。

 

 

人間の、本質をよく表しているな、と。

 

 

日本で考えても、

 

 

・戦後の経済成長

・そこからの衰退

・さらに、動けない状況

 

 

企業で考えても、

 

 

・バブル、景気が良い

・落ち着きはじめ

・キャリア、給料が上がらない

 

 

など、緩やかではありますが、

似たような部分があると感じています。

 

 

ただ、分かっていながら

ナウル共和国のようになる必要は、ありませんよね。

 

(あそこまでなるとは、言いませんが、、)

 

 

周りを見渡しても、

 

 

衰退を甘んじて受け入れる企業と、

それを見越して、新たな戦略に取り組む企業と

別れてきている印象があります。

 

 

ナウル共和国に倣えば、

 

 

「どうやって、新しい価値を産み続けるか」

「どういう、生き方を選ぶのか」

 

 

ということが重要だと思います。

 

 

お金にフォーカスせず

幸せを模索する道でも良いし、

 

 

奮起して、

新たな収入源を探す道でも良い、

 

 

その辺りは、価値観によるし、

自由だと思います。

 

 

ただ、現状を見ずに、ただ過ごすのは

まずいかなと。

 

 

今回のケースだけでなく、

 

 

自分の周りで起きている

小さな出来事から、

 

 

歴史における話まで、

どんなことでも参考になります。

 

 

これを機会に、是非、

 

「自分の現状と、どういう未来を描くのか」

 

を考える、きっかけになれば幸いです。

 

 

ということで、今回は、

「どこまで、人のふり見て、我がふり直せるのか?」というお話でした。

 

 

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いつでも応援してますので、

頑張ってくださいね!

 

 

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