皆さん、こんにちは。歯科衛生士の河村です。
10月に入り、すっかり朝晩が涼しくなってきましたが、日中はまだ暑い日もありますね。気温差で体調を崩しやすくなっています。
皆さん、気を付けてくださいね
さて、先月の9月29日土曜日 九州歯科大学で行われた
『DEMCOP 歯科衛生士の摂食嚥下障害患者に対するアプローチを行うための実践教育』
という講習会に参加してきました。
皆さんは『摂食嚥下障害』ってご存知でしょうか?
簡単に言うと『摂食嚥下障害』とは、高齢によるものだったり、病気やケガの後遺症などで『飲み込む』という事が上手くできなくなり、食べ物や飲み物がきちんと食道から胃へ行かず、誤って気管の方へ入ってしまって 肺炎などを起こすことを言います。
現在の日本での死亡原因第3位は肺炎です。この肺炎の約1/3は誤嚥性肺炎を占めているそうです。
これはお口の中の細菌が『ごっくん』としたときに誤って気管に入り 肺炎を起こしてしまったということなんです。
そうしたことを防ぎ 飲み込む機能を衰えないように予防をしていくため 知識・技術を身につけた歯科医師・歯科衛生士を育成していこうというのが、この講習の目的です。
この講習は全部で8回のコースになっています。まだ、始まったばかりなのでこれから色んな事をまなべるかと思うととても楽しみです。
たくさんの事を吸収して ぜひ又皆さんに還元できたらと思います。