iPadの登場で「読書離れ」に歯止めがかかるか―?と、期待と不安渦巻く出版業界。国内の市場規模は右肩下がりで街の書店も8年で25%減と「本」を取り巻く環境は非常に厳しい。そんな中「知の巨人」と呼ばれるカリスマ編集者・松岡正剛が昨秋、東京・丸の内に作った「新しい本屋」が話題だ。大手書店『丸善』の一角、広さ65坪の『松丸本舗』が扱う5万冊を超える書籍は最新作や出版社別に並ぶのでは無く、テーマごとにあらゆるジャンルの書籍が一つの棚に並ぶ。洋書も古書も漫画も、時には人形も・・。「本というのは“非日常”との出合い」と語る松岡が作り出した「異空間」その魅力に迫る
“本を読む”
それはどう読むのか?
その世界観だったり今の自分、過去の自分、そして未来への自分と照らし合わせて読んでみたり・・・。
そう、それこそが『編集』であり、“free combination”なんだと。
人生、生きていればたくさんの情報が入ってくるがそれ以上にたくさんの知らない情報が眠っている。
それを紐解くことこそ“読書”なんだと感じた。
そのための“意欲”、“貪欲”、“行動”、“発展”、“理解”が新しい自分の世界観を創りあげているのかなと感じる。
限界や答えは見つけようと思えば見つかるもの。
だけどそれ以上のものを観ようとする意識がある者には異次元の世界が広がっているに違いない。
決めつけてしまうも、更なる無限を目指すのもそれは本を読んでいる自分自身の自由なんだと感じた。
