ハンセン病の薬をNTMの治療薬として治験中 | 非結核性抗酸菌症を考える

非結核性抗酸菌症を考える

あっころと申します
2018年5月の健康診断で肺の結節影を指摘されました。
現在、非結核性抗酸菌症疑いで経過観察中です。
今後の治療や今できる健康対策など書いていきます。

https://www.facebook.com/NTMhikekkakusei.jp/

 

アメリカの最新情報を知らせてくださる

Toshieさんのフェイスブックからの情報です。

 

https://clinicaltrials.gov/ct2/show/NCT02968212?cond=Nontuberculous+Mycobacterium+Infection&cntry=US&draw=6

クロファジミンは古くからあるハンセン病(らい病)の治療薬です。

米国の薬局では利用できなくなった希少な抗生物質です。

ハンセン病の治療薬でしたがNTMに対して適応外使用されていました。

それを今回きちんと臨床効果と安全性を評価することになったということです。

 

今、治験の2段階です。有効性が認められれば

NTMに使える薬が一つ増えることになります。

 

特効薬のない現在、少ないカードで患者は戦わなければなりません。

抗菌剤を使い続ければ耐性菌が出てそうすればその薬は

使えなくなります。だから長期に抗菌剤を使用する患者にとって

少しでも効果がある抗菌剤はとても大切なものになります。