小学校入学を前に、
新しい環境へ行く事へ不安に思っていない息子と、学校側へ話をして入学までに先生方としっかり打ち合わせをしたい親。
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Hand&Footという先天性四肢障害を持つ方々の集まりで、オンラインで小学校入学前の親御さん達と話をする機会があり、そこで先輩ママさん達の体験談等も聞くことが出来ました。
その時に、新しい環境へ行く準備は入学前にしておきたい、改めてそう強く感じ、
先日、教頭先生と小学二年生の姉の担任の先生と、4月から入学する息子の障害について話をしてきました。
今回は特に裂手の事について。
やはり初めて2本指を見る子供達ばかりだと思うので、精神的な事について主に話がしたいと思っていました。
先生と話した事は3つ
①「何で2本指なの?」と聞かれたときの答えを統一したい。
※答えがバラバラだと子供達は納得せず何度も聞いてくる。
答は2つだけ!!
→生まれつき。何でかは分からない。
→詳しくは先生に聞いて!
自分で答える事が難しくなった時は先生に投げるという逃げ道を作ってあげたい。
息子の意識では「先生は一緒に答えてくれるチーム、仲間」なので困っていたら助けて欲しい。
☆言ってほしくない事
・おなかの中で怪我をしたから2本指なんだよ
→息子に怪我をした意識は無い。実際に怪我をしたわけではない。
・手の事は言っちゃだめ!
→腫れ物に触るような扱いはしないで欲しい
②息子が出来る事、出来ない事を共有したい
→雑巾絞り、細かい作業、握力が弱い為力作業が苦手。
・日常生活において一人で出来ない事は無い。
どうしても助けてほしい時は自分から伝えます。
・怪我をしてもいいので皆と一緒に何でもやらせてほしい。
※五本指のやり方を強要しないで欲しい。
私達が想像つかない自分なりのやり方で解決する事も多い。(例えば鉄棒、マグカップ持ち方、箸)
③息子が思っている事
→とにかく何度も何度も指のことを聞かれるのが面倒くさいので、1年生〜6年生まで学校中の人に先生から伝えておいて欲しい。
例えば、
始業式で校長先生が生まれつき2本指の1年生がいます(実際はもっと丁寧な言い方😅)
→その後、各クラスで担任の先生から「さっき校長先生から話があったけど………」
※これは実際に四肢障害の子が入学する時に行った方法だそうです。
↑ ただ、これは学校側の都合もあるでしょうし、こちらの希望は伝えた上で、学校側でも検討してほしい、と伝えました。
全校生徒に伝える事については、リスクも考えてしまうが、息子が希望しているので全校生徒に知らせる方向で一度検討してみてほしい。
上手くいかなくても、やってみた上での失敗なのか、やらずに後悔するのか、だったら…
やってみた方が私達は納得出来る、と。
3つ目に関しては、お互い慎重になりました。
ただ、私達の話をじっくりと聞いてくれる、正解が無い中で一緒に考えてくれる姿勢にはとても有り難く、心強いです。入学してもきっと相談に乗ってくれると感じました。
余談ですが…
息子は2本指であることを全く隠そうとせず、自分なりのやり方を考えるのが当たり前になっているのは、本当に本当に救われます。
いずれ隠したくなる時期も、もしかしたら来るかもしれないけど、今の息子の姿勢は尊敬します。
そして2歳年上の姉は、親の居ないところで友達から聞かれても上手に答えているようでストレスには感じていない様子。
息子と姉の二人の時に、友達に「何で2本指?」と聞かれても姉が答えてくれるのが二人の中では当たり前のようです。
姉は無意識ですが、助けてくれている。
4月から弟が入学したら、姉の変化もあるかもしれない、それは頭の片隅に置いておいて…、
困った時には皆に助けてもらいながら、学校生活を楽しんでほしい😚
親は、祈るしか出来ません🙏どうかうまい事いきますように🙏頼む🙏うまい事いってくれ🙏
先生方には、卓上では全てが解決出来るとは思っていないので、頻繁に連絡出来るようにしたいと伝えました。
これも経験者の方の言葉です。
次回は、
担任の先生が決まる4月に入ってからお話をする時間を作ってもらえる事になっています。
その時はパパも一緒に。
私の頭一つでフル回転しているより、パパが居てくれる事が心強いです。
桜も咲いたし、いよいよ入学だな✨
おまけ
アンパンマンの洋服にテンションが上がり、連日着たがる姿は…めっちゃめちゃ可愛い😆✨
姉弟はアンパンマン卒業しちゃったし、今は末っ子ちゃんだけ😍もう少しこんな時期も良いな😁