吉本芸人のタケトです。
胸腺腫という10万人に0.5人の希少ガンですと言われた妻。
妻と話して、私達の経験がどこかの誰かの参考になればと思い記しています。是非#1から読んで下さい。
4/23 妻の胸の腫瘍摘出手術の翌日
妻が退院するまで、私と娘(小4)は千葉の実家に行く事に。
なぜなら私が芸人という仕事をしてることもあり、時間が不規則。
仕事が夜遅く終わることも多々あるので、娘を深夜まで1人留守番させておくわけには行かない。
なので妻が退院してくるまでは、私の実家にお世話になる事に。
小学校は、しばらく休むことになるが、コロナ禍でオンライン授業が進んでいて、どこに居てもタブレットで授業を受けれるので勉強は遅れることはない。
宿題もタブレットからメールで提出できる。
13;00 実家に車で向かう。
道中、病院から電話が鳴る。
え!何の電話?
昨日「手術は無事成功しました」って言ってたよね。
何で成功したのに電話くるの?
え!どういう事?
しかも運転中だから電話に出るとしたらハンズフリー。
ハンズフリーで電話に出ると車のスピーカーから相手の声が聞こえるので、もし妻がヤバイ状態だった場合、娘に聞かれてしまう。
でも緊急の連絡の可能性もあるから出ないと。
どうする!あっ!車を路肩に停めて、普通に電話出ればいいんじゃん。
我ながらナイス判断、と思いきや冷静じゃなかったようで
車を路肩に停めたのにスピーカーフォンで電話に出てしまう。
先生「え〜と奥様なんですが・・・」
私「・・・」
先生「本日・・・」
私「・・・」
先生「ICUから一般病棟に移動しました。容体も安定してますよ」
私「ありがとうございます。引き続き宜しくお願いします」
も〜先生!報告の仕方!変な間をあけるから、マジでビビった。すっと言ってよ!
よかった〜!本当によかった〜
高速道路にのり、レインボーブリッジの真ん中あたりで、娘と
「やった〜!」
と叫ぶ
PS;実は私、絵本出してます。母と娘のお話です
「タケトって誰?何してる人?」というコメントを良く頂くので
自己紹介も兼ねて1週間、自分で自分に密着したので
私が普段どんな1週間を過ごしているか是非ご覧下さい!